見出し画像

お気に入りは焼きポテト

子ども達に好評だったメニューにエピソードを添えてお届けします。名前は仮名ですが、ほぼ実話のエピソードです。

私はお子様のいるお宅で料理代行をしています。
定期的に来る私のことを親戚のように信頼してくださるお客様、友だちのように接してくれる子ども達は、どのおうちの子も可愛くて大好きです。子どもはお世辞や忖度はしない料理の審査員です。食レポや感想はもらえなくても、完食がなによりの高評価。

小学6年生のユリちゃんは、じゃがいも料理が大好き。お母さんは必ずじゃがいもをたくさん用意してくれています。

平日の午後3時から6時までの3時間のご依頼なので、料理の途中で学校からユリちゃんが帰ってきます。
いつも「ただいま〜」とキッチンにご挨拶をしに来てくれるユリちゃん。その流れでテーブルに並んだ料理を見て、じゃがいも料理をロックオン!

🥔焼きポテト

味ついてないから、お塩かけてね

皮付きのじゃがいもをよく洗い、食べやすい大きさにカット。耐熱性のポリ袋か耐熱容器に入れてふんわりラップをかけて600wで2〜3分加熱。少し固いところがあってもOK!フライパンで揚げ焼き。あまり触らないことがいい焼き色をつけるポイント。 

ユリちゃんちは、岩塩やハーブ塩など数種類の塩があるので、食べる前に好きなお塩をかけてもらいます。

「全部食べちゃいそう。私が先に食べてること、ママはわかってるからいっか〜」

お皿いっぱいあった焼きポテトは、ママがお仕事から帰る前に食べ終わりそうな勢いです。これはユリちゃんのおやつとして作っているので、気に入ってもらえると私はとっても嬉しいのです。

この日はベーコンとポテトのグラタンも作りました。味見という名の試食をしてもらい、塩加減やじゃがいもの崩れ加減などユリちゃん好みに仕上げ、焼くのはママにお任せします。

                      カルビーHPより

今までに作ったじゃがいも料理は、肉じゃが、コロッケ、チーズガレット、芋フライ、ポテトチップス、フライドポテト。定番なものばかりですが、どれも喜んでくれました。ちなみにこのお宅ではポテトサラダは作りません。ユリちゃん、マヨネーズがあんまり好きじゃないんだって。

そう、私は子どもファーストで料理を作るおたかさん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?