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『ソーイング・ビー』と『ブリティッシュ・ベイクオフ』の話

最近めっちゃ頻繁に書いています。
と言っても、数ヶ月前書きためた在庫品を再編集して、今放流しているだけなんです。


涼しくなってきました。
日中は冷房切って過ごしてますが、熱中症には気をつけないとと思います。
仕事に熱中しているうちに、知らず知らず室温・体温上がっちゃってるかもしれませんしね。

若い頃は一人の危なさを全く思わなかったのですが、最近はよく考えます。
自分がひとりで勝手に命を落とすこと自体は百歩譲っていいけれど、そんな私を見つけてしまった他者の心の傷になったりとか、家を管理する人へのご迷惑とか、そういうのが心配です。
死んだら関係ないかもしれませんが。
なんか昔から、近しい人よりも、見知らぬ他人へ迷惑や恐怖を与えることに恐れがあるんですよねぇ。なぞ。

病を恐れて引きこもり、家の中のモノへの偏執、精神を衰弱させるなど、まるで、学生時代に研究対象としていた物語の主人公と同化してしまったみたいだと、腐れ縁を思っています。
ぞっとすることに、あらゆるSNSのIDやメールアドレスなどに、この物語に出てくる数字やキーワードが散りばめられています。呪いのように絡みついているのかもしれない。

メンタルも肉体も、健康マッチョで鈍感で、なんでもどんとこい!みたいなおばちゃんになりたい!

素敵なラジオ・動画が知りたい

週数回の在宅ワークが続くようになって(先はどうなるかわかりませんが。)、すっかりネットラジオや動画は仕事のお供になりました。
ほぼ耳だけ傾けている感じになっちゃってますが…

デザインなどのグラフィック作業の時は切りますが、コードを書くなどの半ば無意識でできるような作業の時は基本的に耳にずっと流しています。

こうもたくさん流していると、あっという間に配信分を聴き終えてしまいます。
好みもあるから、なんでもいいってわけにもいかないし。

次のおすすめを開拓したいところです。

ベイクオフとソーイングビー

ブリティッシュベイクオフと、ソーイングビーにハマって見ています。

はじめ、ベイクオフ・ジャパンから見始めて、面白かったので、本家本元グレートブリテン版に手を出しました。

ベイクオフ本家版のレベルの高いことよ。びっくりしました。これはもはや「家庭の、アマチュアベイカー」にとどまらない。。

参加者の頑張っている姿がとても素敵なのと、頑張ったからこそ出る悔し涙や嬉し涙に心ゆさぶられます。
はじめ自身なさげに震えながら作っていたのに、失敗しても泣きながらでも、諦めずにできるところまでやり切って。
回を増すごとに自信をつけて、食いしばって顔を上げて成長されていく姿にぐっときます。
挑戦してよかった、『できない』なんてもう言わないわ。『私はできる(I Can)。』と、目に涙を溜めながら清々しく言う姿に感動しました。
人が成長するのに、歳なんて関係ないんだな、と胸が熱くなります。

そして、(途中までの)審査役のメアリーおばあちゃんとポールのかけあいがとってもキュート。
※今はシーズン6まで見終わったところです。

間に挟まれる、英国の歴史トピックみたいな解説もめちゃくちゃ面白いです。
ちょっとだけ、イギリスの食事情や歴史、イギリスの服飾歴史や、生地や縫製について知識が増えたような感じがするのです。
なんだか、プライドみたいなのを感じて安心します。人間の品位と歴史へのリスペクトというか。面白いですね!

食の安全確保の失敗も、繰り返して、試してきた積み重ねなんだなあ、と勉強になります。
今当たり前に食べているものや添加物や薬品も、何十年か後には、「危険だから食品に使用禁止」ってなるかもしれませんね。
イギリスの食の歴史と事件を見ていくと、そう思います。面白いな〜

あとは、ジェンダーマイノリティの方々。
約10人に一人と言われているLGBTQの方々ですが、その割合通りとでもいいますか、参加者の何人かはそう言った方々がいるし、特別に説明がされることはありません。
日本のテレビ番組では、分かりやすいキャラを持った方が、半ば役職的に「オカマ枠」としてひな壇にいらっしゃるケースはよく見ます。
ベイクオフとソーイングビーでは、当たり前のひとりで特別な説明もないので、なんだか少し驚くとともに、ホッとしました。
日本の番組では「当たり前のこと」として放送するのは規制されているように感じてしまいます。私個人の感想です。

そういえば、大好きだったレイチェル・クーのシリーズもたしかイギリス番組でした。
テレビを持っていた時に、視聴予約までして毎週楽しみにしていました。
あっけらかんと肌を出して、ピタッとしたビビッドな服、真っ赤な口紅、表情がよくわかるヘアスタイル。
自由でキュートでめちゃめちゃ素敵でした!

お吸い物みたいな番組を知りたい

毎日心身疲れてるので、お上品なものだけ見ていたいです。笑

下品さって、とてもコンビニエントでインスタントだと思います。
笑いや賑わいを引き出すのに、出演者同士や視聴者との親しみや共感を引き出すのに。

たまになら良いような気がしますが、世のテレビや動画では過剰供給されちゃう。テレビないから、テレビの今は知らんですが。

素人さん(というか一般人?)のYouTubeなどでこれを感じると、共感性羞恥でなんだがゾゾゾって恥ずかしくなるような、1秒と見ていられないような、不思議な気持ちがします。
なので、私のわがままな感性では、安心して見ていられるYouTubeチャンネルって案外少ないな〜と思いました。

選ぶのであれば、お吸い物とか白湯がいいなぁ。
「嫌なものを見ない」を選択できるようになったのは、たいへんな進化だと思います。
その代わり、他国の面白い番組が気軽に見られる時代になって、大変ありがたいことです。

ベイクオフとソーイングビーが終わってしまったら、次は何を見たらいいんでしょう。
また素敵な動画に出会いたいものです!

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