詩│輪郭のない
遠く高い雲に小さな紙飛行機か
あああれは本物のジェット機か
まるでシルクに透けて
ゆっくりすすむ
潮騒の白い泡は弾けて雲になる
どっちがどっちかで
どうなのかわからなくなる
海深く 空高く
あの人をおもっても
言葉にすると
ふわふわ漂い弾けて透けていく
透明な風になるしかないと
本気でおもっているんだよ
あの人のもとに行くにはね
どれだけ どれだけ
おもえば なれるだろう
どれだけ どれだけ
好きなのだろう
どれだけ どれだけ
どれだけ
おもえば
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