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John Muir Trail #4 ヨセミテへ

アメリカ、ヨセミテ国立公園内のロングトレイル "John Muir Trail" を歩くため、夫婦ふたりで約2週間アメリカへ行った記録です。


移動スケジュール

9/12 サンフランシスコからヨセミテ国立公園へ移動します。

旅客鉄道(Amtrack)と、バス(YARTS)を乗り継いで、合計7時間の移動。
チケットはそれぞれ事前にネットで予約してカード支払いしてました。

7:15  SanFrancisco市内からタクシー
7:30  Emeryville
7:46  Emeryville (Amtrack)
10:35 Merced (Amtrack)
11:10 Merced (Yarts)
13:41 Yosemite Village (Yarts)

※ Emeryvilleまでは、アムトラックが運営する市内からのコネクティングバスで行く方法もあります。遅延が怖かったので私たちはタクシーを使い、37ドルかかりました。高。
バスでも良かったかも。。

Amtrack

6時すぎに起床
それぞれバックパックを背負ってホテルをチェックアウトし、近くのスタバで朝食テイクアウト。

まだ薄暗い 7:00am
コーヒーとバナナブレッド

Uberを呼び、タクシーで15分くらい走るとEmeryville駅へ到着。中に広い待合室もあって大きな駅でした。

Emeryville駅


出発まで15分ほどあったので、目の前にあったサブウェイでサンドウィッチを調達。
日本よりも具がたっぷりで間違いなく美味しいので、困った時はサブウェイです。

駅のホーム

出発の5分前に電車が到着。
日本の新幹線とは違って、綺麗にホームで並んで待つなんて事はありません。
電車が来てから、一斉にバラバラに乗ります。

グリーン車的な車両はあったのですが、基本的に自由席で、早いもの勝ちです。
私たちは2階でテーブルが付いたボックス席をゲット。コンセントがあるので充電もできます。

テーブル席がおすすめ

乗車して割とすぐに、乗車員がチケットの確認をしに来ました。
Amtrack のアプリで予約をしたので画面のQRコードを見せ、スキャンされました。

1人30ドル


Merced駅まで3時間乗ります。
ほとんど揺れず、窓からの景色も良いので快適です。

18歳の頃、留学していたサンディエゴからロサンゼルスまでひとりAmtrackに乗った事があったので、あの頃の不安とワクワクした気持ちを思い出しました。

黄昏れております
車内販売のパンケーキとコーヒー


しばらくすると、途中の駅からアジア系の小柄なおばあさんに、このテーブル席に座っていいかと声をかけられました。
しばらくして私がトイレから戻ると、夫とおばあさんが会話をしていました。

そこからMercedに着くまで1時間ほどお喋り。ピンクの服を着てニコニコ可愛く話すおばあさん。

中国系のアメリカ人で旦那さんは日本人(!)
今回はロサンゼルスまで親戚のバレーボールの試合を見に行くそうです。
他にも、日本の結婚式に行ったことがあって、アメリカと全然違ってみんな静か、ひとり食べてばっかりだった話など。

途中でおばあさんの携帯に旦那さんから電話がかかってきました。
「いまハネムーンでヨセミテに行く若いカップルと席が隣になって話していたところなのよー!」と、大きな声で話したので、通路を挟んだ60代くらいの夫婦がそれに反応して "ワーオ!おめでとう!" と言ってくれました。そして旅の記念に3人の写真を撮ってくれると言うので、お礼にふたりのことも撮影。

アメリカ人ご夫婦はヨセミテに行った事があるそうで、ハネムーンで行くのはすごく良いチョイスだと話してくれました。

10:35 到着

おばあさんから降りる前に連絡先を教えて!と言われていたのですが、おばあさんがトイレに行っている間にMercedに到着。

降りなきゃ!とバタバタと荷物を持って降り、ホームから車内を見るとおばあさんを見つけることができたので、手を振って別れました。
もう会う事はないと思うけど、元気でいて欲しいな〜。

周りに何もないMerced駅

Yarts

これからバスに乗り換えて、さらに2時間半。

Merced駅は売店もなく、2台ある自販機はどちらも壊れていたので飲みものは買えませんでした。(水が残っていたのでセーフ)

歩いて3分くらいのところに小さな売店が見えたのですが、少し治安が心配な雰囲気でした。乗り換えの時間もないので、Emeryvilleで調達しておくことをオススメします。

しばらくすると、Yartsのバスが到着。
バックパックを車の下へ入れるので、必要な荷物をエコバッグへ移して車内へ。

乗車前に、ドライバーさんに予約QRコードを見せます。Yartsはアプリがないので、公式HPから予約してメールが届きます。

1人22.5ドル
広大な景色

エアコンがかなり効いているので羽織り必須です。各座席にはコンセントがあったので充電できます。

席はガラガラだったので、夫とは通路を挟んで広々と使っていました。
途中横になって寝てしまい、起きて窓の外を見ると景色がすごいことに。

見たことない大きさの岩


気づいたらヨセミテ国立公園に入っていました。

公園内にバス停は3ヶ所くらいあるのですが
それぞれ着いたタイミングで「ここで降りる人!」とドライバーから声かけられるスタイル。

私たちは、着いてすぐにパーミット(トレイルの許可証)の発行をしたかったので、その施設がある"Yosemite Village" というバス停で降りました。14時前。

バス停


やっと着いた〜!

バスから降りると、涼しい風が。
湿気がなく、暑くも寒くもなく、とにかく気持ち良い天気で、最高な気分でした。

続く

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