『なんかいい日』のためのお惣菜やさん
私がやりたいのはね、
「疲れて帰ってきたら、なんか友だちがいて、あったかいご飯ができてて、一緒にテーブルを囲んで、今日あったことを話したくなって…そういう、"なんかちょっといいな"って思える瞬間を誰かに与えられるのが、あなたなんだと思う。」
友だちが私に言ってくれて、私はまさにそれがやりたいと思った。
例えば、
1日頑張ってへとへとの人が、通りすがったら夕方なのにゲットできちゃったあったかいデリ。いつもの値引きシールが付いた唐揚げじゃないものが食べられて、「あ、なんか今日は豪華なよるごはんだった」と思えるような。
仕事に子育てに忙しくしている人が、「今日だけは!」って思って手に取る、ささやかなご褒美のお弁当。
はたまた、そういう人が帰りがけに、それでも家族の健康を祈って買いたくなるような、食卓をちょっと彩るお惣菜。
コスパ命!な大学生が、「うわ、安くて買ったけどだけなのに、開けてみたら、大好きなだし巻き入ってたー、なんかちょっとラッキーかも」って思えるような、大学までの道すがら買っただけのお昼ごはん。
そういうもの、というか、時間、を私は届けたい。
今の社会では多分ちょっとレアで、でも、今まで積み上げたものを捨てちゃった私だからこそ、きっと与えられるものがある。
そんなお惣菜やさん、目指しちゃうからね。
まだまだこれから、私なりに歩いてくよー
他から求められたスピードで、かっこよく走ることは上手くできない私だけど、自分がやりたいことがモトになった時の勢いと運は異常。
そうやって信じているからこそ、素敵なご縁や関係に恵まれる今があるんだと、素直に思っています。
自分がやりたい形を模索しているいま。
種まきの毎日が、いつか、びっくりするような形で自分を助けてくれるんです。きっとね。
新しい私、実は新しくない
『心機一転、最大の挫折、マイナスからの新生活!』と、思ってこそいるけれど、意外と「いやいや、私の知ってるあなたはそっちだよ?」と笑ってくれる人がいたりしちゃって、どんなふうに転んだとしても今が楽しい。
勢いだけで前を向いていて、いつ崩れるか知れたもんではないけれど、待って、これ以上手放すのが惜しいものなんてなくない?
このまま進むのがきっと、私なりの最適解!
毎日じゃなくてもそばにある、あったかくて優しいお惣菜のお店
でもなー、わたしワインも好きだしなー、って思っちゃったり。
旬の野菜と合わせるワイン、これ以上はないですからね。
会社やキャリアのような頼れるものがないことは、しがみつきたいものがないことと似てる。
それがきっと、私の最大の強み。