大事な座席たちの話

根本は結局同じで地続きなのかもしれない。

私の好きなコンテンツは、全く違うように見えて実は似ている、というかざっくり分けたら同じところにいるんじゃ?ということをここ最近よく考えている。私にしか伝わらない上に私しか楽しくない話なのだが、整理もかねて書く。

私の好きなもの。嵐・ディズニー・sumika・UNISON SQUARE GARDEN・Mr.Children・BUMP OF CHICKEN・ASIAN KUNG-FU GENERATION・辻村深月・ミステリー小説・デジモンシリーズにカードキャプターさくら、時をかける少女(細田守監督の作品)。よく考えたらもっとあるだろうけど。元々本やアニメは好きだったのだが、何かを好きになる基準というかアンテナが定まったのは嵐に出会ってからだった気がする。明るくてあったかくて、いわゆる王道ポップと言われるやつで。でもどこか陰な部分もあり、鼻の奥がツンとなるような切なさがあって。明るいものに惹かれるけど、明るいだけじゃしんどくなるというか、明るいだけじゃやってけないよねとひねくれた気持ちになってしまう、元々根暗なので。ちょっと暗い部分を見つけると、安心、共感、仲間意識・・・。どれもしっくりこないけど、それらに近い感情になって好きになることが多い、多分。特に意識しているわけではないのに、好きになるものは大体そんなような雰囲気を纏っているんだよな。

一度好きになったものは途中興味が薄れても、結局好きなんだなと去年改めて実感してふと気づいたことがある。私は好きなものそれぞれの席を自分の中に作るんだなということ。例えば、嵐の席があって、その隣にsumikaの席があってというように、好きなものが増えるにつれてどんどん席が増えていく。興味や熱が薄れてもその席はなくならずにずっと私の中にあって。何かの拍子に突然その席に戻ってきて、「おーい!ただいまー!」とぶんぶん手を振っていたりする。(大分やばいこと言っている自覚はあるので許してほしい)そうなるが早いかフルスピードでファンクラブ再加入していたりチケット取ってたりするから、ほんと単純だし好きなものに対してフッ軽すぎて自分でも驚く。私の中に席はどんどん増えるけれどひとつひとつそれぞれの席に座ることができるのは、決まっていて。誰かの代わりで誰かを好きになったわけじゃないし、今はそこまで興味の対象ではないかもしれないけど別に嫌いになったわけでもない。大人になればなるほど好きなものは増えて、比例して席も増えていく。だから急に懐かしくなって当時のことを思い出したりなんかもする瞬間が多くなったのかな。何が引き金になるかわからないから面白いよなあ。席が増えれば、それだけ色々な世界が増えて。それぞれの世界の共通点を勝手に見つけると嬉しくなる。

好きなものをずっと好きでいたいけど、どうしたってほかの人の意見が目についてしまうのがしんどいなあと日々感じている。情報を得ろうとすると、どうしてもセットでほかの人の意見も入ってきがちで。トレンド入りも何か新しいことしたのかなって見つけるのはすごく便利なんだけどね。各々がどう感じて何を言おうとそこは正直どうでもいいというか、それはそれぞれの気持ちなのでご自由にどうぞなんだけど。そう思っていてもちらっと見かけた意見にずっと引っ張られたりもする。SNSって便利だし今更やめられないけど、向いてないなあとも思う。SNSで友達もできたしなくなると困るけどさ。必要な情報しか入らない目と頭になるよう鍛えていきたい。好きだって気持ちをなくすことのないように、見失わないようにしたい所存。やっぱり好きなもののその瞬間瞬間は見ていたかったなあと離れていた時期を後悔しているので、だったら緩くでも網とアンテナ張って引っかかるようにしていたい。引っかかった情報を見た上で見る見ない、追う追わないを決めて行きたいよねと思う今日この頃。

嵐も二宮くんもsumikaもユニゾンも笑っている時間がなるべく長く続きますように。もちろんミッキーと仲間たちにも、その他の好きなコンテンツにも。まじでこいつ祈らずにはいられないんか?って感じだけど、好きな人たちが笑って楽しそうにしてる時が最高で最強だと私は思っているのでこれからもきっと祈ることだろう。二宮くんはんふふって腕で口元隠しながらずっと笑っていてほしいし、よくわかんない屁理屈こねていてほしいし、二宮節ぶん回して周りを困惑させてほしいし、たくさんゲームしてほしいし、YouTubeは楽しそうで良かったねかわいい。嵐はもうそれぞれ好きなこと、やりたいことを伸び伸びやってほしいし、sumikaはこれからも4人でデットバイデイライトをやってわいわい騒いで、これから先も4人で音楽を奏でていてほしいし、ユニゾンは暴れまくる田淵さんを見て笑っているのに歌声が全然ぶれない斎藤さんと我関せずでカメラ目線でドラムをたたくタカオのそのままな3人でいてほしいし。こちらが勝手に好きになって救われて生きる糧にしているだけなんだけど、好きなものを見つけられたから見えてる世界は少し明るくなったし、生きやすくなったなあと感じている。考え方とか物事の捉え方とかも大分変わった気がする。これからも好きなものを存分に追いかけて、「はーしんどい」「生きててよかった(合掌)」を繰り返して過ごして行きたい。

なんだか結局これまでの記事と同じようなことばかり書いているような。まあオタクが好きなものについて書いたらそうなるよね。私がひとり遊びが苦でないのは、好きなものがたくさんあるからかもなと書いていて思った。それぞれの世界観に没入して、飽きたら現実に戻ってくる。それがすごく楽しいんだよな。エンターテイメントが活発な時代、世界線を生きることができて本当に良かった。(規模)元々インドアなので、この期間で家にいることが若干増えたかなくらいでそこまで環境に変化はなかったのだが。改めて自分の好きなものって?と漠然と考えていたので、記録も兼ねて書き留めた。繰り返しにはなるが、これからも好きなものを存分に好きと言っていきたい。さて、それぞれに愛を叫んで行きたいと思います。(急に)二宮くん、YouTubeおめでとうそしてありがとうこれからも大好きです。sumika、シャケめちゃくちゃ聞いています。MVも最高でした。2年越しのワンマンライブ参戦が決定したので本当に楽しみです。頼むから中止にならないで。ユニゾン、今月リバイバルワンマンライブがあるので本当に楽しみです。がしかしどうなるのかなあ、中止にならないといいけどなあ。サンポサキマイライフ聞けるの楽しみ。ミッキーは今1番会いたい推しです。オタクの戯言にお付き合いいただきありがとうございました。

最後に恒例の。今回は本当に本当に大好きな1曲を。

もう帰れない場所がこんな風に過ぎ去っていく どんな時も忘れないように こうやって時を止めたい


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