TTT1114
今回のTTTは、「繰り返させないエデュケーション」と題した、
織田先生メインの回でした。
今回学べたのはこのツイートの通り。
エデュケーションとは?
英語での意味は「教育」
その語源となるラテン語で「educere(エデュカーレ)」という言葉があり、
その意味が「連れ出す、引き出す」という意味だそうです。
不調を訴える患者さんを現状から連れ出すためには、
患者さん自身が「気付き、自発的に行動する」ことが、患者指導を繰り返さないために重要とのこと。
引きこもりの方を例に挙げていましたが、無理やり外に連れ出してもすぐに戻ってしまっては変化がない。
患者さんの悩みを解決し、より良い未来のために介入する。
そして目的を共有し、二人三脚で歩んでいくためにできることはなにかを考えさせられます。
前回のTTT1003で鎌形先生も同じようなことをおっしゃっていました。
織田先生のエデュケーション
そのために今回は織田先生がどのようなことをしているかを教えていただきました。
1. 傾聴 → 問題意識を明確にして共有する
2. 検査 → 問題箇所に気付いてもらう
3. 施術 → 変化を実感
4. その変化を持続させるための生活指導
大まかにこういった流れで行うようです。
介入はあくまで、患者さんに行動をしてもらうことを目的として、
患者さんの身体がよくなるためには、
ダメージ減らすのか
or
回復量を上げるのか
どちらかに目的を絞ることも重要。
そして、「コンフォートゾーン」の話もありました。
現状の心地よい状況から、少し難しいことをする。
これは成長するために不可欠なことで、
僕自身TTTへ参加させていただいていることも、コンフォートゾーンを飛び出して知識を吸収したいからです。
患者さんにも同じことが言えて、
よくなるためには、患者さんのできるレベルのトレーニングを見極めて指導する必要があると。
コンフォートゾーンについてはTTTパネラーでもある中上先生のnoteがわかりやすいのでご覧ください。
他にも、傾聴を行う際のテクニックとして、
痛みを意識させない聞き方など、織田先生の細部にまで気を使ったテクニックも学ぶことができました。
指導・リハサクの応用
指導内容はどうするか、
運動・姿勢・睡眠・栄養・ストレスetc.
と様々な選択ができますが、今回その中でもは特に
・姿勢、動作
・運動
の2点について深掘りをしていただきました。
身体機能獲得のために必要なこととして、
腹圧や身体の軸、重心の位置などの気を付けるべきポイントを挙げていただき、
武道家ならではの丹田の話などとても興味深い内容でしたが、こちらは詳しくは伏せさせていただきます。
そして、こんなに便利なシステムがあったのかと驚いたのは、リハサクさんのサービス。
身体機能獲得にリハサクさんを用いることで、自宅で簡単にトレーニングができる。
わかりやすい内容と、患者さんだけでなくセラピストの教育にも使えるし、それ以外にもメリットが多く、
このような素晴らしいサービスがあることを知れたこともよかったです。
定期的にセミナーも行っていただいているようで、自分の勉強も含めこのようなサービスをうまく活用できるようにしたいと考えています。
などなど今回も学びが多かったTTT。
次回は12月12日です!ありがとうございました!