適応障害とわたし@2020/9/20
なんだか今日はスッキリと目覚められなかった。
肩も背中もだるくて重い。
スマホの画面を見ると6時20分すぎ。
やばっ!さっさと起きて支度しなきゃ!
ベッドから跳ね起きて、急いで顔を洗ってプロテインの準備をしてから朝のストレッチを始めた。
今日はフォローアップ研修4日目。
今回の研修に集まったメンバー全員と対面で会えるのは今日が最後。
昨晩はそのことを考えたら寂しくてたまらなくて、いつもは睡眠薬を飲んで朝まで熟睡できてたのに、珍しく夜中に目が覚めてしまった。
体がダル重いのは、たぶん昨日の研修の疲れ。だから、ストレッチをしていたら何処かへ吹っ飛んだ。
でも、心の中では楽しさと寂しさがぶつかり合ってて、なんだか切ない気分だった。
泣いても笑っても、基礎研修は今回が最後。
だからこそ、最後までメンバー全員と悔いの残らない楽しい時間を過ごしたい。寂しさに負けて、メンバーの前で眉の下がった情けない表情をしてられない。
別に死ぬまでお別れするわけじゃない。連絡先を交換できたメンバーもいるし、住んでる場所が意外と近かったメンバーもいる。勉強会に参加すれば月1で再会できる。
会おうと思えば、いくらでも会えるんだ。
朝食のプロテインを飲みながら、今日も全力で楽しんでやる!と心に決めて身支度を済ませた。
家を出る直前までギターの練習をしてから、朝っぱらから布団の上でスマホのパズルゲームに勤しんでる母に「いってきます」と告げて家を出る。
楽しむって決めたけど、まだ心の中がモヤモヤするのはくもり空と低気圧のせい。足取りが重いのは、新しいパンプスに慣れていないせいだ。
何度も自分にそう言い聞かせながら、研修会場へと向かった。
ついに迎えた研修最終日。
10時〜17時までが本当にあっという間だった。
たった4日間の研修だったのに、他のメンバーに「1日目とは思えないくらい成長しててビックリした!」とか「本当のカウンセリングを受けてるみたいで、もっと話したいです!」と言ってもらえた。
一方でクライエント役になった時、今までは家族や友人、職場の同僚に対して自分の悩みや相談事を絶対に話してこなかったけれど、誰がカウンセラー役になっても「この人なら、わたしの話や価値観を否定しないで共感してくれる」と思えたし、何より温かく包み込んでくれるように聴いてくれたのが本当に嬉しかった。
研修の最後には、1人ずつ自分の気持ちや感想を話す時間があった。
そこで、わたしは今回のメンバーと出会えたこととカウンセリングのスキルを高められたことが嬉しくてたまらなかったことを話した。
けれど、やっぱり全員そろって会える日は最後だと思うと寂しすぎて、思わず涙がこぼれてしまった。
講師の方も言っていたけれど、この研修で出会った人たちとは何かの縁で結ばれてる感じがする。
そう思ったら、今後も自主会やプライベートで仲をもっと深めたくなったし、もっともっと色んな話がしたくなった。
講師の方、アシスタントの方、そして今回の研修に参加したメンバーのみんな。
わたしと出会ってくれてありがとう。
話を一生懸命に聴いてくれてありがとう。
ギターの話に興味をもってくれてありがとう。
良いところや悪いところを正直に伝えてくれてありがとう。
締めくくりでは、今回の研修の修了証をいただいた。
修了証といっても、カウンセラーとしてはスタート地点に立ったばかり。トライ&エラーを繰り返すことで、スキルは磨かれていくもの。
わたしの本当の目的は、適応障害やうつ病などのメンタル疾患に悩んでいる人の心の支えやサポート役になること。
そうと決まれば、さっそく明日から準備を進めなくっちゃ!
みんなありがとう!心の底から大好きです!
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