難題発生

5日のDeNA戦に先発の阪神ビーズリー、雨で試合が中止になったりで6月15日のロッテ戦以来3週間ぶりのマウンド。3回無死梶原に右前安打、度会の2ゴロで2進、オースティンの2－1後の4球目に梶原に3盗された。前日、バッテリーのすきを広島に突かれ負けた阪神、他チームにも戦術伝搬したようで直接関係しなかったがこの後牧に1球目を左翼フェンス直撃の2塁打を打たれ1点を先取された。

　ビーズリーは4回のマウンドに上がる前プレートの土が硬いといい、整備員に直してもらってから制球が良くなり6回2死後井上に右中間2塁打、森敬に2塁内野安打で1、3塁とされたが代打宮崎を2飛におさえた。

　ところが阪神打線ビズリーの頑張りに呼応できなかった。DeNAの先発ジャクソンに対し2回1死後佐藤輝中前安打、2死後梅野四球、1、2塁にしたが小幡2ゴロ。4回の大山左翼線2塁打、佐藤の2ゴロで2進。島田死球の1、3塁は梅野3ゴロ。5回は無死小幡が左中間2塁打、ビーズリーの犠打で3塁に進んだが近本三振、中野中飛。

　同点に追いついたのはDeNAの投手が坂本に代わった7回。無死梅野遊ゴロ、DeNA遊撃森敬の1塁悪投で出塁。小幡の犠打で2進、代打渡邉諒の中前安打で1、3塁の後近本の中犠飛で追いついた。この後中野中前安打で1、2塁、前川の1－2後の4球目に坂本暴投で走者は2、3塁に進んだが前川2ゴロで勝ち越せなかった。

　阪神は8回ゲラ、9回岩崎でDeNAを抑えたがダメ打線中川虎、ウィックのDeNA中継ぎが打てず延長戦。ゲラ岩崎を使った阪神、10回は石井。前記広島戦石井の暴投もこたえた。投手がいないと言ってしまえばそれまでだが、その石井無死オースティンに左前安打、牧の3球目にフォークがそれたうえワンバウンド、梅野止められずオースティン2進。ここで代走林。牧の2ゴロで3進。佐野が1－1後の3球目を投手の頭を越し中前に抜けるヒット、3塁走者が決勝の本塁を踏んだ。

　その裏阪神、DeNA抑えの森原に中野、森下連続三振で2死の後大山、佐藤が連続安打したが島田1ゴロ。打線はヒットは打てるようになったが中継ぎに抑えも仕事になって石井がばてている。難題発生だ。

令和6年7月6日