先が心配になってきた

どんな練習をしているのか知らないが伊藤将の調子が上がってこない。29日のヤクルト戦も投げる球が威力に欠けるうえ制球がないときた。1回無死丸山和を歩かせ宮本に初球を右前安打され1、3塁。サンタナに2球目内角直球を左翼線に痛烈な2塁打で1点取られなお2、3塁で村上の2ゴロで3塁走者が帰って2点目。後サンタナの右犠飛で3点目がはいった。

　ヤクルトは先日2年ぶり登板で勝利に泣いた奥川が本拠地神宮で823日ぶりの先発。といっても9勝を挙げた往時に戻った訳ではなくコーナーをつく投球。阪神は2回大山、佐藤の四球で1、2塁としたが坂本中飛、小幡右飛。3回も1死後近本に代わり2試合連続で1番中堅の島田が右前安打で出たが中野中飛、森下ゆるい球を振りまくり2－2後の5球目空振りの三振。

　こんな打撃を打たれたせいにしてはいけないがその裏の伊藤、無死宮本に死球、オスナの2ゴロ、中野からの2塁送球をベースカバーの遊撃小幡がポロリでオールセーフ。この後村上右前安打で満塁のあと威力のない直球をサンタナ、長岡2本連続で右前に落とされ2点。5－0にされた。

　823日ぶり神宮の奥川には嬉しい援護射撃。これに対し阪神その裏2死後伊藤の代打、この日1軍昇格プロ初打席の野口が3球目死球、島田四球で1、2塁の後中野が左中間にヒット、1点を返したが森下2－2後の5球目2ゴロ。

　奥川2勝目の権利を得てこの回で降板。その裏ヤクルト、2死後村上が阪神2人目富田から左中間に15号本塁打でまた5点差。

　ヤクルト6回は星、阪神2死後佐藤右前安打したが坂本三振。7回の石山には2死後島田が中前安打、中野四球で1、2塁としたが、5回凡退の後ベンチに下げられた森下に代わり投手の富田が入っていた打席、糸原が代打に起用されたが遊ゴロ。8回は大山、坂本がヒット、1、2塁としたが小幡中飛。得点は2回の1点だけで残塁10、ポンと打ち上げたフライアウトが13。

　やれる事が出来るようになってもそれが続かない。ドツボから上がれない投手がいるしこんな事していて挽回出来るのかと思うようになってきた。

令和6年6月30日