ミエセス改造計画

阪神岡田監督は昨年から「優勝で選手は自信をつけた。だから来年は何もせん」と言い通づけてきたが、どうしてどうして今年年明けから活動を始めていてその手始めは帰国している外人選手に電話していてノイジーとは連絡がとれ2年目の心準備を伝えたが、ミエセスはどこに行っているか分からず話は通じていない。

 ノイジーよりミエセスと話したかった岡田監督は「何しとんね」とぼやいた。話したかったの打法の改善について。1年目の昨年ミエセスは60試合に出場、打率2割2分2厘、本塁打5本に終わった。パンチ力は強烈といえたが引き付けて打つフォームでそのため投球に差し込まれ打球にドライブがかかり遠くに飛ばなかった。

 「もうちょと打ち方を変えた方が良い。ボールをつぶしすぎるからな、もったいない。ほんまの力がボールに伝わっていない。あんな振らんでもボールは飛ぶ」。

 監督はそれを直すためポイントを前に置くフォームに変える事を思いつきその事を伝えるつもりが不在でそこでストップしているが、監督サイドでは準備は出来ていて手本となるのは元ヤクルトで日本最多の60本塁打を記録のW・バレンティンの打撃だ。

 バレンティンは来日1年目の2011年に31本塁打、ここから3年連続本塁打王、その3年目に60本をマークしたが、来日1年目当初は外野まで打球は飛ばなかったといわれる。それが打球を前でとらえるコツをマスター、それからアーチを量産した。この話を当時のヤクルト関係者に聞き岡田はミエセルの打撃改造を思い立った。

 もっともその事は上記の経過があって本人には伝わっていない。試行はミエセスが日本に戻ってくる2月以降になる。外国人選手にはプライドがあって指令に従わない選手がいるがミエセスは監督を心酔しておりその点心配はない。2月の沖縄キャンプ、ミエセスの打撃改造が焦点になるのは間違いない。

令和6年1月8日

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