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【ショウカ展】自分の姿を見つめる

今回は、私のリスペクトする静岡のお姉さまたち主催の「ショウカ展」のお話をします。展覧会、セーファースペース、いろいろな見方があると思いますが、とにかくとんでもないパワースポットでした。その体験を噛みしめて、消化して自分の中に吸収するための文字起こしだと考えてもらえれば大丈夫です^^


『ショウカ展』に行きたい🏃‍♂️

ある日、インスタグラムを眺めていたところ、突然流れてきたアカウント「ショウカ展」。よく見てみると、私のバイトの先輩や大学の先輩たちが、京都の学生や社会人と行う展示企画のようです。

「もしも周りのジャッジする目がなかったら、」
「痛みを消化し、昇華する、あなたの物語」

公式インスタグラム
https://www.instagram.com/shoukaten?igsh=M2c0ZDZxZzRnNmo0

ティーザーのこの言葉と、楽しそうに撮影をするメンバーの姿を見て、どんな作品になるのか見てみたい!と京都へ向かうことを決めました。
見る側に訴えかけるテーマにもかかわらず、インスタグラムではメンバーの個人的な気持ちや日常など、ありのままの姿が映されています。

聞くところによると、メンバー内でそれぞれの「」について話し合いながらミーティングを重ねたようです。個人のモヤモヤを、SNSで社会とつなぐ策略が張り巡らされ、デジタルディレクターを務めたYumaさんの手腕が窺えました。
彼女はインスタグラムでの発信も素敵です。(https://www.instagram.com/yuma_nishiie?igsh=MWUwc3R4MjkzMzA2dQ==

公式HPの世界観も面白い…!これは期待が高まります。

公式HPトップのメインビジュアル

HPは期間限定公開だそうですが、要チェック!インスタグラムのプロフィールから見ることができます。

私たちを包むテクスチャー

私もこの機になる気持ちとモヤモヤを、消化して昇華したい~!あいにくの雨でしたが、ワクワクしながら、浜松から京都へ。細い路地にある小さな会場に到着しました。

入り口に立つ、ピンクのジャケットと明るい笑顔が素敵なスタッフさんに教えてもらったルートでまわることに。

🔎1つ目の作品

(メインビジュアルの写真&インスタレーション)
正面には、ダークな照明に照らされる、モデルのツーショットが吊るされていました。ランジェリーをまとった無邪気な表情の二人を、少しチープな素材感のお菓子の包装やリボン、ビニールが埋め尽くしています。作品自体もアクリルパネルで覆われていました。

🔎2つ目の作品

(写真と布のインスタレーション)
右の空間に目を移すと、オーガンジーのような布にプリントされた写真たちが展示されていました。二人のモデルの身体の一部と、お野菜のコラボレーション!パステル調の柔らかな色彩でまとめられていました。

1つ目の作品の、素肌に触れているアクリルやプラスチックなどの素材の包装は一見キュート。だけど、なんだか窮屈で肌触りが悪そう。

それに対して、2つ目は透ける布とお野菜を身体に沿わせてのびのびした様子でした。

どうやらここは、抑圧や冷たいジャッジのある社会と、ユートピアの、境界線なのかもしれない。 


ビジュアル担当として関わっているAiさんの作品は、何度か拝見したことがありましたが、ここでも彼女の質感へのこだわりが光っていました!(https://www.instagram.com/a.i.z.k.r?igsh=dmZrYjYwZjhqaTBs

ビニールやプラスチックは便利だし安価だけど、実はもろいし、肌馴染みが悪い。普段は素肌に触れないものがあえて密着している作品から、その心地悪さを改めて感じられます。

社会の決める「見た目の良さ」に対する過度な要求を内面化していないか。自分のありのままの心がが置いてけぼりなんじゃないか。お野菜の丸みや柔らかい布が自分の身体にフィットするように、自分の「心地よい」と思うものをまとって、素の自分の姿を、愛すことができる世界。それが作品の中にありました。

鏡の中の自分

もう一つ印象的だったのが、Risakoさんの鏡のペインティングでした。

ピンクとアースカラーの絵の具で、お豆や花などの柄が描かれた作品です。自分の姿を映しながら撮影できるフォトスポットになっていました。この展示の大きなテーマや問題意識から、個人の存在に立ち返り、自分自身と向き合うことができます。この鏡の前でRisakoさんとお話したことがとても胸に残っています。

左下「お豆エクスタシー」一番上が太極図(タイトル忘れてしまいました汗)

💭女性の身体を持つということ


Risakoさんは女性をエンパワメントしたい!という想いを輝かせながら、自分自身のケアも大切にしている方です。(https://www.instagram.com/risako_chillrevolution?igsh=MTZmeGx2M2VmcnptZQ==


私は絶賛セルフケアついて探求中ということもあり、「女性の身体」についておしゃべりしました。鏡のペインティングの一つ、「お豆エクスタシー」の「お豆」は女性の陰部がモチーフで、そこから神秘的に広がる快感を描いたそうです。

その波紋のように広がるキュートな模様を見て、私は女性の身体は「」のようだなあと感じました。Risakoさんの作った鏡の前では、そんな女性の身体を持つ自分を、愛を持って見つめることができます。(書きながらちょっと恥ずかしいよ!)

冷えきってしまうと、身体の全体がカチコチ、内臓まで調子が悪くなりがち。しかし、ちゃんと中心から温めてあげることで触れるものまで柔らかく包み込むことができる。鏡の中には自分にも周りにも優しい世界が映し出されていました。

💭痛みを消化して昇華する

もう一つの好きな作品が、横顔にも見える陰陽の「太極図」をモチーフにしたというペインティングです。「ショウカ展」のキーワードの一つの「」。これにとらわれたり、悩んだりしている時は「陰」の中にいるといえます。しかし、自分自身が輝き、のびのびと生きる、つまり「陽」に向かうための大切なプロセスなのだと話してくれました。陰にいるときは終わりが見えなくて絶望することもあるけど、表裏一体だから、ポジティブにとらえてほしいという想いが込められているようです。今、文字を打ちながら、買って帰ればよかったな、と後悔しています(笑)

終わらないで!ショウカ展

他にも楽しいコンテンツや素敵なメンバーの方々のことなど、書きたいことがありますが、今回はこの辺で。リーダーののMeikaさんのインスタグラムからも当日の様子が分かります。
https://www.instagram.com/meika.natu?igsh=MWl6Zjc1aGdkandtNg==

Yumaさん、Aiさん、Risakoさんとは全員と頻繁に会う関係ではありませんが、こうしてたまに会い、(まさか京都で)いろんな想いを共有してエネルギーを頂くことができる。誘ったら浜松から一緒に足を運んでくれる先輩もいる。このご縁ができた浜松や大学に感謝です!

そしてこんな素敵な体験を創ってくれた、ショウカ展チームお疲れ様でした!とりまとめたリーダーのMeikaさん、何者…!?またお話してみたいです。
(https://www.instagram.com/meika.natu?igsh=MWl6Zjc1aGdkandtNg==

展示室の中にいるスタッフやお客さんみんながキラキラしていて、なんだかすごい空気でした(笑)ぜひ静岡でも開催してほしい!このメンバーでzineも制作予定とのことで、とても楽しみです。

自分の痛みや傷を力に変えて、周りの人に力を与えることができるパワーとアクションってすごい。
まずは私がのびのびと生きることからやってみます。


自宅の全身鏡の横に、デコったポストカードを飾り、元気をもらっています。


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