新境地というパワーワード 楽天イーグルス週間レポートvol.1
これから楽天イーグルスの1週間を振り返る記事を毎週作ろうと思います。
6月4日から9日のキーワードは「新境地」としました。
「新境地」とは
この前の週に入り、辰己選手を3番に固定、島内選手をファームに落とし、浅村選手をスタメンから外すことを行い、その結果、打線が繋がり得点力が増大化し、先発投手も若手が躍動と2024年シーズン開始時にはこうなったらよかったなというものが実現しつつある状態。
これが新境地なのかはわかりませんが、新境地というのはなかなか使い勝手のいい言葉ですね。
6月4日から6日までの甲子園阪神3連戦
このカードの新境地はまずは代打茂木という新たな戦力の登場です。石井監督時代はやたらに冷遇されていた印象もある茂木選手ですが、ここ一番のパンチ力は未だ健在。このカードも終盤に代打で登場し、打って欲しいところでヒットを打つという期待通りの活躍。代打銀次という切り札がありましたが、今シーズンはこの使い方でいってもいいのかなと思いました。茂木選手のファンとしては、スタメンで見たいのですが。
また、あと一球、あと一人コールの中で逆転ツーランを打った小郷選手は知名度や選手としての格が新境地へいったのかもしれません。個人的には商魂込めてよりもあと一球コールの方が不愉快なので、あのツーランは痛快でしたね。
このカードが面白かったのは最初に2試合は劇的な勝負のつき方だったのに、3試合目が淡々とイーグルスが勝つという展開だったところ。あの3試合目みたいな試合は昨シーズンの阪神にはあり得なかったと思うのですが、どうしたことか。
6月7日から9日までのバンテリンドーム中日3連戦
三連勝で勢いそのままに、コツコツと点を重ねて勝利の初戦。二回に相手投手の乱れに乗じて、あの広い球場でグランドスラムを小郷選手が決めて試合を決めた2試合目。その勢いで三連勝しそうなところで、先週と同様のイマイチな投球内容であった岸投手で負けた3戦目と連勝5でストップとなってしまいました。ただ、この1週間は5勝1敗と上出来なことは間違いないのですが。
ここでの注目は翌週日曜日に岸投手を投げさせるかどうかというところ。この前の週のヤクルト戦も立ち上がりからよくなかったし、得意なバンテリンドームで6回3失点は実質的にはQSにはならないです。野手は一通り入れ替えが終わり新境地に達しましたが、あとは岸投手をローテから外せるかどうか。ここが次のポイントかも。
交流戦初優勝なるか
4カード終わって9勝3敗(うち2試合がコールド負け)と球団史上初の交流戦優勝も見えてきました。投打が噛み合い、極端な穴もないので、1ゲーム差で下にいるソフトバンク次第というところでしょうか。
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