留学中に知った「学際的」という概念
中高一貫校を退職した私は、留学後も教員になるつもりでいたので、中高生を対象にした学問を学びたいと思っていました。英語科教授法やTESOLにはイマイチ惹かれなかったので、生徒指導的な分野を学べる院を探しました。これが実はかなり選択肢を狭めました。というのも、中高生に焦点を当てるとどうしても教科教育が主になるからです。生徒指導的な分野は幼児教育・小学校が多かったように思います。「教育学」「教育史」だと広すぎるし、帰国した時に日本の学校教育に還元できるか、というのも疑問でした。また