アクション下手がすすめるギルティギアストライヴ(GGST) #5 コンボに挑戦!
りんたです。
前回はガードとそれを崩す手段である投げ、さらに必殺技について紹介しました。
ひとまずの最終回となる今回は、いよいよ格ゲーの醍醐味でもあるアレに挑戦します。そらもうアレよ。
コンボ、テストに出ます。
ある程度必殺技を出せるようになったら、次はそれにつなぐコンボを覚えましょう。
格ゲーの必殺技は、ポケモンでいうところのパーティー構築、スプラトゥーンでいうところの正確なエイムと同じくらいのレベルの基礎です。
あれ、案外難しい…?
まあいいや。
基礎のわりに探求するとキリがない、というタチの悪いゲームの面白い部分にあたるものですね。
コンボって難しいんじゃないの?
結論から言うと、「難しいコンボもあるよ」って感じです。
とりあえずこのコンボを見てくれ、こいつをどう思う?
すごく…長いです…
本当に格ゲー初めての状態から、ちょっと練習しただけでこのコンボができちゃう人は、まあそうはいないと思うんですよね。
だからこのコンボができる僕はすごい!って話ではなくて、
格ゲー始めたばかりの状態でこんなのできなくて当たり前だし、ましてこんなのに最初から挑戦する必要はないということです。
では次にこのコンボをみてくれ、こいつをどう思う?
あ?これがなんやって?
いやいや、これも立派なコンボですよ!だってゲーム上でしっかりカウントされてるし、しかも通常技から必殺技につないでるんですよ!?これをコンボと言わずしてなんと言うんですか!!!!(早口)
失礼。
ともかく、コンボと一口に言ってもその難易度は千差万別で、すっごく難しいものからすっごく簡単なものまであるって話ですよ。
なので、コンボと聞いてそう身構える必要はありません。簡単なところから覚えていきましょう。
なんでコンボが必要なの?
「さっきからコンボコンボいうとるけどやな、なんでそんなにコンボが必要なんや?」
これは簡単に言うと、少ないチャンスの中で結果を得るためです。
例えば、ソルを代表する通常技<遠距離S>で相手に攻撃する場合。
この技はソルの重要なコンボ始動パーツなんですが、もしここからのコンボができないと…
途中で生じるパリーンによる追加ダメージを加味しても、相手を倒すまでに16回も<遠距離S>を当てる必要があるわけです。やってられるか!
ところがこの<遠距離S>から始まる簡単なコンボ[遠距離S → 立ちHS → 必殺技]ができるだけで…
相手を倒すまでに当てる<遠距離S>の回数が5回にまで減りました。3分の1ですよ!3分の1!
実際の対戦ともなると、当然相手も攻撃やガードをしてくるわけですから、こちらの攻撃を当てられる機会はそう多くありません。そのような状況の中で、こちらは限られた機会を活かすことができず、逆に相手はコンボをしっかり決めてくるとなれば、ダメージレースで負けるは請け合い。
逆にコンボを覚えておけば、相手と同じ土俵に立つことはもちろん、さらには優位に立てる可能性だってあるのです!
コンボを調べてみようか
基本はネットで探すのがいいんだけど…
というわけで、実際にコンボを覚えていきましょう。
コンボはキャラによって千差万別。自分の手であれこれ探すのもいいですが、さすがにネットで調べた方が早いです。
「GGST (キャラ名) コンボ」とでも入れて調べてみましょう。いろいろ出てくると思います。出てくると思うんですけど…
理解できました?
いや、無理だと思うんですよ。なんかよくわからん数字とかローマ字が並んでるし、基礎コンボとかのたまっといてやたら長いのはあるし、なんか数も多いし…
実際、格ゲーのコンボ解説は情報を詰め込みすぎな部分がちょいちょいあります。もちろんそれを書いてる人たちも、最初から全部できる必要はないと考えてはいるはずですが…
あと基礎コンボは基礎コンボじゃありません。
大学受験とか資格試験の「標準問題」って妙に難しいじゃないですか。あれと一緒です。
冒頭のアレですら基礎コンボも基礎コンボですからね。基礎とは。
コンボ紹介で出てくる謎の数字について
ついでなので、コンボ紹介ページとかに載ってる謎の数字について解説します。
2Kとか6Sとか、攻撃ボタンの前にくっついてるあの数字。
これは方向キーの入力方向をPCのテンキーに置き換えて表記したもので、テンキー表記とか呼ばれています。おそらく格ゲー特有のやり方でしょう。
電卓の配置といった方が伝わりやすいかもしれません。
方向キー無入力(ニュートラル)を真ん中の5として、そこから上下左右斜めをテンキーの配置に当てはめています。
そして格ゲーにはキャラの向きが変わると左右が反転する困った仕様があるので、これも踏まえてテンキー表記を示すとこんな感じになります。
例えば2Kは<下+K>、6Sは<前+S>を示しているといった具合です。
コマンド表記にも応用ができ、例えばキャラが右向きのとき
波動コマンド<下・右下・右> = 236
昇龍コマンド<右・下・右下> = 623
竜巻コマンド<下・左下・左> = 214
と書けるわけです。
まあこんなもの知らなくても格ゲーは楽しく遊べます。
が、自分でいろいろ調べたり情報を仕入れたりするときに知っておくと役に立つと思うので、ここで紹介することにしました。
ここから先は、念のため技の横にテンキー表記を併記してきます。
簡単なコンボを覚えてみよう!
話をコンボに戻しまして。
コンボはとりあえず、技2~3つで構成されてるものから手を付けてみるのがオススメです。といっても、やっぱりその中にも簡単なやつから難しいやつまであったり。
そこでここでは、2つだけコンボを紹介します。
しゃがみS (2S) → 必殺技
遠距離S (5S) → 立ちHS (5HS) → 必殺技
の2つです。
ごくごく簡単で、ほぼすべてのキャラに共通するものを選びました。
とりあえずやってみましょう。
基本的には対応するボタンとコマンドを順番に入力していくだけです。
まずは1.のコンボ[しゃがみS (2S) → 必殺技]
これはさっき上で見せたコンボと同じですが、念のため動画をもう一度掲載。
技一つずつを丁寧に見ていくと、こんな感じになります。
画面上にクソデカ数字くんが出ていると思いますが、これがコンボが繋がっていることの証です。
ここでのポイントは2つあって、1つ目はボタンをむやみに連打しないこと。僕も連打する癖があるのであまり人のことは言えないんですけど、連打したくなる気持ちは極力抑えて、まずはタイミングをつかみましょう。
もう1つのポイントは、技の動作中にコマンドを入力しておくことです。
2番目のスクショを見ると、確かに波動コマンド(236)を入力してるでしょ?
通常技から必殺技につながらないときは、最後のボタン(この場合<K>)を押すのが遅すぎるか、あるいはコマンド完成前に押してしまっているかのどちらかです。あとは、そもそもコマンドが完成してなかったり。
GGSTはこの辺の判定はかなり甘いと思うので、まずは確実に入力していくことから意識して、ダメだったらタイミングを変えて試してみる、という風にやるといいと思います。
そうそう、コンボ練習でもキーディスはめっちゃ大事です。失敗したら必ず見よう。
次は2.のコンボ[遠距離S (5S) → 立ちHS (5HS) → 必殺技]
今度は技が3つになっていますが、基本は同じ。対応する技とコマンドを順番に入力していきます。
まずは動画をみていただいて。
これも最初に見せたやつと同じですね。めっちゃ連打してたやつです。
技一つずつに分けてみていくと…
といった具合です。
やっぱりクソデカ数字くんが出て、「コンボできてるよ~」と教えてくれてますね。
ちなみにキャラによってはつながらないので、その時は遠距離Sを近距離Sに変えてみたり、立ちHSをしゃがみHSに変えたりしてみましょう。余裕があったらこの辺もいろいろ試してみてください。
このコンボでは技が3つになっていますが、最後の必殺技を出すための波動コマンド(236)はその直前の技の最中に入力しています。今回は2つ目の立ちHS(5HS)の途中です。
難しい場合は分割練習も視野に入れましょう。
今回紹介したコンボ2.[遠距離S (5S) → 立ちHS (5HS) → 必殺技]を例にみてみると、このコンボは
[遠距離S (5S) → 立ちHS (5HS)]の前半部分と、
[立ちHS (5HS) → 必殺技]の後半部分に分かれています。
この前半部分と後半部分に分けて練習して、その後で全体をつなげる、というやり方はひとつおすすめです。
分割練習については数年前に書いたスト5記事を見てもらうのもいいかと思います。宣伝です。
あ、そうそう。
最後に出す必殺技はどの技を選んでもコンボになるというわけではありません。
技によってコンボがつながったりつながらなかったりします。そのあたりはすべて列挙するとさすがに長くなってしまうので、自分で調べてください。
アーケードモードで試し撃ち
必殺技とコンボがある程度できるようになったら、アーケードモードに再び挑戦!
今回の挑戦で大事なことは、練習してきたコンボを出そうとすること。
要するに、さっきまでトレーニングモードで練習してきたコンボをとにかく決めに行ってみる。多少ガードされたり反撃をもらったりしてもかまわないので、とにかく決めにいく、少なくとも常に狙う。そういう心がけです。
トレーニングモードと違い、実際に相手も動いて攻撃やガードをしてくるので、コンボを決めるのは意外と難しいです。例えば実際コンボの最初の技(始動技)を当ててもなかなかコンボができなかったり、そもそも始動技を満足に当てられなかったり。
ですが、そういった壁も乗り越えて、身につけたコンボを相手に決めることができたときは、たしかな手応えと達成感を感じることが出来るはず。
練習したことを実戦で出せたときの楽しさと成長の実感みたいなものまで覚えてもらえれば嬉しいですね。
いかがでしたか?
長いことかけてGGSTの導入から実戦の基礎までをやってきましたが、手応えはどうでしょう?
この記事で紹介した内容にしっかりついてこれて、プレイを通して楽しさと成長の実感を覚えられた人は、もう大丈夫。少なくともネットに落ちてる一般的な初心者向け情報にはついていけるようになっているはずです。
この先もいろいろなことを覚え、対戦を通して定着させながら、着実にステップアップしていってください。新たな知識が欲しければミッションモードをやるのもいいと思いますし、血が騒ぐならオンライン対戦に繰り出してしまうのもいいでしょう。
逆に「ここまでやったけど対戦とか練習の部分はしんどかったな…」と思った人も、別に落ち込むことはありません。
少なくともここまでやれば、一人用モードでできることにはわりと手を付けています。初回に紹介した”ストーム久保”氏の動画でも言われていましたが、一人用モードをやって満足したらそれで終わりでもいいんです。
対人戦は、いうなれば最初から解放されているエンドコンテンツ。手を付ければ面白いかもしれませんが、無理にやるものではありません。
対戦はハマらなかったとしても、ストーリーなんかを含めて「ま、悪くない買い物だったな」くらいに思ってくれれば、僕はうれしいです。
おわりに
ということで、ギルティギアストライヴ(GGST)の始め方、僕なりに思うやり方を書いてみました。
この記事が役に立つかはわかりませんが、マジで一人用モードやってるだけでもめちゃめちゃ面白いんで、だまされたと思って買ってみてください。買え。
そしてこの記事を読んでギルティ勢になってくれたあなた、楽しいギルティギアライフを!
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