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過去問以外にこの5つ!〜2級キャリコン技能検定試験に役立つかもしれない資料

国家検定キャリアコンサルティング技能検定2級について、次に受けようとされている方のなにかのお役に立てるかもしれない

学科試験合格体験記として、
どうやって92点を取得して合格したか?
その勉強法を残しています。

今回は、「過去問にはじまり過去問に終わる」勉強に加えて、
合格基準の6割を確固たるものにする、
そしてそれ以上を確保するための

「教科書」以外に参照した資料について
書いていきます。

わたしは、みん合の過去問題解説に
大いに助けられながら
手元にこちらの5つの資料を 
準「教科書」として参照していました。
※何度も恐縮ですが、
 本当にみん合さまさまです。

準 教科書たち

① 独立行政法人労働政策研究・研修機構の資料


労働に関するあらゆることを調査し報告書にしている機構らしく
(知らなかった・・・)
いろいろな調査報告書が載っています。

その中でもこちらをプリントアウトして手元に持っていました。
「教科書」に近い形で参照できたと思います。

キャリア理論やカウンセリング理論についても参照できます。
冊子も販売されているようですが、
PDFで全部見られます。


②「能力開発基本調査」(厚生労働省)


企業調査・事業調査・個人調査の3つに大きく分かれて
働く人たちに、能力開発の実態を調査した結果です。

年度別にわかれて結果をPDFで見ることができます。

OJTとOFF-JTってどのくらいの会社がやっているの?
OJTにはどのくらいの費用をかけているのか?
キャリコンの仕組みがある会社ってどのくらいあるんだろう?

自分の会社の実態と比べて見てみるのもおもしろいです。

働く人たちの能力開発や、キャリコンの状況を中心に
こちらもプリントアウトして手元で参照しました。

③「第11次 職業能力開発基本計画」(厚生労働省)

国がこの先何年か、こういう方針で人材育成をしていきますよ〜
という方針が書かれたものです。
改めてこういう方針があるのか、と知ることで
どうしてリスキリングに力を入れているのか?など
深く考えることができました。

現在発表されているのは、令和7年までの間の方針です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_17632.html

何事も、
大きな方針があって具体的な施策がある、
意図があって方策がある。

大きな方針が学科試験でも頻出なのは理解できる気がします。

④「セルフキャリアドック」導入の方針と展開(厚生労働省)

方針のうちの一つにもありますが、
国はセルフ・キャリアドックの導入を推進しています。
その推進もキャリコンに求められているんだな〜と。

どうやって導入するのか?という具体的なステップなどが丁寧に書いてあります。
もっとわかりやすいまとめもいろいろなサイトにありますが、
厚労省の出しているこの冊子、過去問は、ここからもよく出ていました。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11800000-Shokugyounouryokukaihatsukyoku/0000192530.pdf


⑤「労働経済の分析」(厚生労働省)

毎年公表されている、労働環境を取り巻く分析結果です。

前半は、環境の分析
後半は、毎年度テーマを設けて分析

試験のタイミングによりますが、
最新のものと、その一つ前を見ておきました。
前半は最新の情報が必要ですが、
後半のテーマを設けた分析は過去のものでも出題可能性があると思います。

ちなみに、令和6年度は「人手不足への対応」のようです。

要約版も出ておりこちらを熟読しました。

https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/001299623.pdf


ただ、細かい数字などって、私にはとっつきにくくて…

そんなときに発見したのですが、
動画も出ております!すごい!
私は耳からの情報の方が記憶に残りやすいため、こちらを2倍速で見たり、何かをしながら流しておいたりしました。
試験直前にもオススメです。


今日は、キャリコン技能検定2級学科試験合格の勉強方法について、過去問以外に参照した資料についてまとめてみました。

厚生労働省っていろいろな調査や分析してるんだな、なんてことを思ったりしました。

うまくいかなかったりすると、
何かと主語を大きくして
「国の制度がなっとらん」とか思ったりしちゃうこともありますが、
ポジションを変えてみると・・・
「じゃあ、私はいい国民なのか?」みたいなことも思ったりします。

キャリコンの勉強、奥深し。


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