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【 「そのひとのやったこと」は「そのひとそのもの」ではないよ。  】

こんにちわ。

オンラインコーチング There will be answers.代表の

常岡洋人(つねおかひろひと)です!

「つんさん」とお気軽に呼んで頂けると嬉しいです。



「えーッ!そんなことするなんて、どういう神経!?」

「こんなヒドイこと言うなんて、サイテーの人ですね!」

「そんな失敗をするとは、本当にバカな奴だな。」

こんな風なことを思ったりしたことはありませんでしょうか?

そして、その後で

信じられない行動をした人がやった他の事まで疑ったり

ひどい発言をした人の事をいつまでも軽蔑したり

単純な失敗をした人の事をアタマから馬鹿にしたりして。

逆に、スゴイ実績を出した人に会った時に

「あんな実績を残すくらいだから、きっと立派な方に違いない。」

とその人の言うことをすべて正しいと信じてしまって

自分の考えと食い違ったときに、「間違っているのは自分の方だ」と

自分を責めてしまったりとか。

冷静に考えると、人の一側面をみて全体を判断してしまうなんて

ちょっとおかしいですよね。

これには心理学用語における「ハロー効果」というものが働いています。

たった一つの特徴に引っ張られて、その対象全体を歪めて判断してしまう効果。

「身だしなみのいい人は信頼がおける」とかいうアレです。

「人の言動」は環境、体調、状況、時間帯、前日の出来事など様々な要素が

影響して生まれた「その時ならでは」の表現です。

その言動の「理由」は推測はできても、場合によっては本人ですらも明確には説明できないこともあります。

信じられない行動の裏には、相手にとって真っ当な筋があるのかもしれません。

「ヒドイ」と思った発言は、その人なりの「モラル」を守ろうとした結果かもしれません。

「失敗」に見えた行動は、体調不良や悪い環境が招いた結果で本人の実力不足のせいではないかもしれません。

「すごい実績」は他人への配慮を捨てて、ストレスを与えまくって自分の欲求を追求した結果、勝ち取った成果かもしれません。

人はみな、それぞれ「頭の中の地図」が違います。

同じものを見て、同じ音を聞いても全く違う解釈をすることがほとんどです。

そして、それを受け取ったとき「自分の地図」に照らし合わせて

「イジワルな人」「ダメな人」「人格者」というラベルを貼り付けるのです。

一部の事実だけを見て。

その解釈が「はずれている」としたら、そんなことで悩んだり、腹を立てたり、自分を責めたりしていることがバカバカしくなるのではないでしょうか?

人の全人格を「正確に」把握することは不可能です。

その人も、あなたも多様な側面を持ち、しかも常に変化し続けています。

「その人の行動は、その人の人格そのものではない」という気持ちで

相手を見た時、あなたの心には一つの物事に囚われない

軽やかな「自由」が生まれていることだと思います。

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では、今日も生きたいように生きる一日を!

オンラインコーチング
There will be answers.(ゼア・ウィル・ビー・アンサーズ)
代表 常岡 洋人(つねおか ひろひと)

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