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欠点はご愛敬

こんにちは、ひだりです。
シミやらシワやら情調の不安定さが気になるお年頃です。

そんな欠点はご愛敬だよという話。

唐突ですが、自分のこと好きですか?
はい!好きです!って答えられるあなたは読まなくで大丈夫です!すばらしい!!おやすみなさい!!!

私はというと好きな時もあれば、自分自身を受け入れられない時もあります。好きとは言い切れないけど、嫌いとも言い切れない。そんな狭間にいる私のような人たち、自分をなかなか好きになれない人たち集合だよ。

おそらく上記の人たちは自分の悪い部分に目を向けがちなのではないでしょうか?
私たち人間はなぜ自分の欠点を受け入れられないのでしょう。
カッコよく、可愛く、綺麗で身も心も美しくなければいけない。そんな完璧を求めてしまう厳しい生き物。あの人のように綺麗だったら、才能があったら、頭が良ければetc…思いますよね。心底思います。本当に。

でも、ちょっと待って。
あなたは欠点だらけなのかい???

以前、自分らしさの呪縛という記事を書きましたが、ここで書いたように自分が思っている自分というのは思い込みも多かったりします。
自分はこういう人間でこういうのが好きでこういうのは苦手だ、と長年培ってきたイメージを背負い続けてる。可能性を自分で狭めている。
あなたが欠点だと思っているところって本当に欠点なのでしょうか?誰かに迷惑や怒らせてしまうような致命的なものならまだしもその欠点、自分だけが欠点だと思ってませんか?

大学時代の話ですが、同じ学科の友人の輪に入れなくて固定で仲の良い子がいませんでした。一匹狼と言われたら聞こえは良いけど、まぁぼっちです。誰とでも仲良くできるけど、グループには属さなかったんですね。
個人的には「あぁ、ぼっちじゃないか〜最悪だ〜」と思っていました。焦っていたんですよ。どうすれば良いかもわからず、自分は新しい環境に馴染めないダメな奴だなと思っていました。
そしたらある日、同じ学科の友人から「ひだりはいつも一人で行動しててかっこいい」って言われてたことを聞いたんですよ。驚きですよね。
私にとってはグループの輪に入れないことを欠点のように思っていたけど、他人から見るとかっこいいという視点になる。

はあ〜〜!!思い込みって怖ええ〜〜〜〜!!!!

こういう経験を踏まえて、あなたが思っているほどあなたが思い悩んでる欠点はもしかすると他人から見れば大したことないのかもしれません。
そういう風に自分はそうなんだと勝手に決めていたり、欠点を大きく捉え過ぎていたりします。

そもそも自分の尺度でしか他人を測れないように自分自身も自分の尺度でしか測れないんですよ。
そうなると必然的に他人が優れていて自分は優れていないというようなレッテルを貼りがちですし、自分の欠点ばかり目立ってくる。
自分の見てる世界はごく一部です。他人のこともそうだし、それと同じように自分のことだってそうです。

欠点は愛嬌と同等である

自分の欠点は紛れもなく自分の一部だし、あなたの愛すべき可愛い部分です。欠点があるからこそ、あなたを好きな人がたくさんいます。あなたに手を差し伸べてくれます。欠点はご愛嬌です。愛嬌と同じくらい魅力的な部分です。

もしもあなたに欠点のない素晴らしい完璧な自分だったとします。
そんな人だったら誰の力も必要としないだろうし、誰とも共存する必要もないし、心の底から感謝することも相手を敬うことも愛することもないでしょう。

でも、人は欠点があるからこそ他人の魅力に気づけるし、その欠点を補おうと努力したり協力して友情や愛情を築いていけるし、そうして感謝したり成長するようにできた生き物なのではないでしょうか。
だからこそ、欠点があることに囚われる必要はないのです。

あなたの欠点はご愛敬。
その欠点、実はあなたを輝かせてくれる一部なのかもしれません。






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