宇宙の中は、一番
「走っているの?」
横を向くと、おばあさんがにこにこしながら私に顔を向けている。
「走ってるんです!」と答えたら
「行ってらっしゃい。」と返って来た。
キャップのツバに手をかけてペコリと頭を下げて、又、走り出す。
朝から、心を温めて頂いた。
ジョギングを始めて3年半以上になるが、たまにこうやって声を掛けられる。
小さな子どもが手を振ってくれたり、一緒に走り出してくれたり。(負けないように挑んでくる様子がかわいい。お母さんとはぐれないでと心配になるけど。)
夜、若い女の子の集団に「頑張れー!!!」と言われた事もある。えっえっえっ???と思ったが周りをキョロキョロしても私しかいない。多分、少し?酔っぱらっていたのだろうが。笑
市民ランナーの大会に出ると、大勢の沿道の人から応援を受ける。
「頑張ってーー!」
その声が確実に私の身体を引っ張ってくれていてゴールまで足を止められない。本当は苦しいから手を抜きたい。
今は、コロナの影響で大会は無いけれど、コロナが明けたら、きっと又大会にエントリーして目標を定めたりしてしまうんだろうなぁと思ったりする。
知らない人が私を見ていて、声を掛けようと思ってくれる動機に不思議さと嬉しさを感じるのです。
noteも同じかな?っと思う。
初めてnoteでコメントを頂きました。
ありがとうございます!
どうやって、私のnoteにたどり着いて読んでもらえているのか分からないのだが、読んでもらえて少しでも共感する所や感じる事があったなら、書いてみて良かったと思う。
ホント読んでもらえるだけで、続けるモチベーションになる。
自分の文章を公開するのは、ちょっと抵抗があった。
こんな事書いたら、おかしいんじゃないかと思って書いても公開を止めてしまう事もある。
発信した物は勇気を出して公開のボタンを押している。たまに、取り消したくもなっている。
noteで書いてみようと思ったきっかけは、多くの時間自分との対話をしている中で(自分と対話しているのは、私だけでなく誰でもです。)自分の中に見つけた不確かな物を文章で投げかけてみたいと思ったから。
その投げかけをどう受け取るのかは、その人、その人、一人一人が違った感じ方をするのだろうが、自分を深く見つめる事が出来たなら、多くの人が感じている景色を言葉で見せる事が出来るのかもしれないと思った。
私の文章がまだ見ぬ誰かに届けばスキという反応を返してもらえるかもしれない。
今回のように、コメントまで頂けるかもしれないので。
私のnoteを読んだ事で、何かしらの行動を促す可能性を信じて書いてみたい。
行動でなくても良い。こんな、不安な状況下だから、少しでも、気持ちが休まってもらえれば。
ー*ー*ー
“描く” といいうのは、誰とも会わずにひとり紙を通し、まだ見ぬ人へ想いを投げかける行為です。
ここにはそんな18年分の膨大な時間と問いがあります。
また “観る” というのは、それらをどう思うか、どんな答えを返すのかという行為です。
その往復によって絵はようやく完成します。
つまり、こんな状況下で自粛を余儀なくされている
“喋る” “動く” “集まる”
をもともと必要としないめずらしいコミュニケーション。
展覧会を通し、“沈黙” を大いに活用して頂ければ幸いです。
それではゆっくりとお楽しみください。
ー中村佑介展 ごあいさつ文ー
『謎解きはディナーのあとで』、『夜は短し歩けよ乙女』、『四畳半神話大系』、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットの人気イラストレーター
会期:2020年10月31日(土)~12月13日(日)
会場:東京ドームシティ ギャラリーアーモ
↑↑↑ noteも同じだと私は感じました。
中村佑介展を見に行ったので、『夜は短し歩けよ乙女』のアニメをNetflixで見た。昔、小説は読んでいるのだが、どこを探しても小説が見つからない。涙
その中で、長々と人の繋がりを説明しているシーンがある。
一つは小説について(どの作家がどの作家に影響を与えて云々と古本の神が説明するシーン。)
もう一つは李白さんが風邪を引いた事で京都中の人達に風邪がうつってしまうシーン。「李白さんは孤独ではありません。ちゃんと人と繋がっています。」と黒髪の乙女が言う。(風邪がうつる事を人の繋がりに例えるのは、コロナを連想させたらごめんなさい。)
noteで自分の想いを発信する事によって、たまにスキをもらえたりして、その方のnoteを見に行って、スキを付けて。
タイムラインに流れてくる記事を見に行って。
そうやって、色んな人の想いを受け取り、答えを自分の中に探しに行ったりしている。
noteは “喋る” “動く” “集まる”
をもともと必要としないめずらしいコミュニケーション。
こんなコミュニケーションをゆっくりと続けていければと思っている。
これからも出会った事のない方達の色々な想いを探しに行きたいと思う。
読んでいただきありがとうございます。
又のご来訪よろしくお願い致します。