声で発信する「Voicy」が面白い!
先日Twitterのタイムラインをだらだらとチェックしていたときに、ふと気になったリツイートを見つけました。
Voicyと呼ばれるメディアのリンクと、そのリンク先の感想と思われる文章が添えられていました。
Voicyというものが流行り出しているということは知っていたのですが、それが一体何なのかはわかっていませんでした。
名前的にPodcastやオンラインラジオの何かだろうと思っていたのですが、休みも続き暇を持て余していたので、そのリンクからVoicyに飛んでみました。
Voicyは音声版のnoteみたい!
いざVoicyを開いてみてわかったのは、「音声で共有するnoteみたいだ」ということです。
公式では「声のブログ」と呼読んでいますが笑
名前から分かるようにVoicyとは「Voice(声)」を共有するボイスメディアで、それぞれの投稿者がラジオのパーソナリティのように1人、あるいは複数人であるテーマに沿って解説したり議論したりした音声を投稿しています。
Webページでも聞けますが、もちろんスマホアプリ(iOS, Android)も配信されておりほとんどのユーザはアプリを利用されているのではないでしょうか。
投稿者の方々は自分の専門に沿った知識を解説してくれたり、時事を取り上げて自分の見解を述べたりしています。本当にブログを「読む」のではなく「聞く」感覚で楽しめます。
私が最初に聞いたのはキングコングの西野亮廣さんの投稿でした。
西野さんは毎日10分の尺で、ビジネスや社会のあり方、これからを生き残るマインドセットなどについて話されています。
投稿者は厳選されたプロフェッショナル
noteやブログと違うところは、アカウントを作れば誰でも配信できるわけではないところです。
公式が応募者から選考し、そこから選ばれた人だけがパーソナリティとしてチャンネルを持つことができます。noteでいう「有料マガジン」みないなものですね。
パーソナリティになるまでの流れはこちらから確認してみて下さい。
これによりVoicyで聴けるコンテンツの質が担保されており、内容の濃い配信ばかりだと感じました。
ジャンルも豊富で、ビジネスやライフスタイル、ニュース、語学、ガジェット、本の紹介、エクササイズなどなど飽きさせないラインアップになっています。
ながら作業やテレワークに最適
Voicyの最もいいと思うのは、聞くだけなのでながら作業や通勤通学にぴったりだというところです。
noteや本を読んだり動画をみたりするにはどうしても「見る」必要があるためそれ以外の作業が奪われます。
動画であれば流しながら作業ができますが、どうしても気になってしまいそちらに集中力が奪われがちです。
しかしVoicyは聴くだけで良いため音楽と同じようにBGMとして流しながら他の作業ができるところがいいですね。
この記事もVoicyで英語学習チャンネルを流しながら聞いています笑
もちろんラジオやPodcastでもその点は同じであるため、そちらを元々使っている人からしたら「何を今更当たり前のことを」と思われるかもしれません。
ただ文字・映像媒体を中心に生活していた私からすると、この変化は非常に嬉しいです。
また、最近新型コロナウイルスの影響で急速にテレワークの流れが進んでいるため、(お仕事や作業に差し支えがない限りは)Youtubeやテレビを流しているよりは作業効率はいいと思います。
英語学習にもおすすめ
まだまだ使い始めたばかりですが、私はもっぱら英語学習のチャンネルを聞いています。
現在のお気に入りは以下の2つになります。
ルシュカさんは基本日本語で英語学習での悩みやリスナーからの疑問について解説してくれています。
非常に落ち着いた声で様々なトピックについて話してくれるため、とても聞きやすくながら作業に使わせてもらっています。
「勝手にENGLISH JOURNAL!」では『ENGLISH JOURNAL』という英語学習の雑誌で取り上げられたトピックを日本人のジュンさんと英会話講師の2人で話すという構成になっています。(雑誌を読んでなくても全然楽しめる内容になっています!)
このチャンネルの面白いところはジュンさんは日本語で、講師の方は英語で話しているため日本語と英語の掛け合いになっているところです。
聞き取れないところがあっても日本語で受け答えしてくれているため、会話の内容にはついていくことができます。
ネイティブ同士の会話だとついていけなくてもネイティブと日本語の会話だとなんとかついていくことができるため、自然な会話が聞きたいけどいきなりネイティブ同士の会話はハードルが高いという方にもおすすめです。
まとめ
普段からラジオやPodcastを聞いている方はそこまで目新しさはないかもしれませんが、私のように文字や動画を中心に情報を集めたり勉強している人間からすればとても面白いメディアだと思います。
またパーソナリティの専門性も高いため少し固めの話になりがちですが、その分勉強になるものが多いです。面白い(Funny)というより興味深い(Interesting)という感じですね。
アカウントを作るだけですぐに使えるため、ぜひ試してみて下さい!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?