まだまだ世界は終わらない。
あけましておめでとうございます。
「年末年始は仕事」が定着して早数年。
今年はいよいよ休みかと思いきや現場です。
12月31日仕事納め、1月1日仕事始め。
流石に出張先での年越しは初めてです。
このご時世。仕事があることはありがたい。
ホテルの部屋で一人。
ひっそりと2020年から2021年にアップデート。
駅前は雪の影響で人影もまばら。
ソーシャルディスタンスはめちゃくちゃ守れてます。
2020年の最終日。
嵐のライブを見ながら、ようやく本当に平成終わった感じがしてました。
発表の時からずっと続いていたもやもやした感覚。
あんなに嵐が好きだった日々があったのに、悲しむことも懐かしむことも上手にできなかった。
高まる世間の波にどうにも気後れして過ごした二年間。
やっぱり私は「いなくなる」を理解することが下手くそなのかもしれない。
前回の配信ライブを観ても、各番組の最終回を観ても、何か感じるものはあるんだけど上手く言葉にできなかった。
でも、ようやく最後になって腑に落ちた感じがしました。
おかげ様で1月1日はとても目覚めがよかった。
嵐の歌には「夢」という言葉がよく出てくる。
「叶わなかった夢も歴史」二宮和也はそう言った。
これが誰かが書いた物語だったら。
2020年にオリンピックは開催され、日本の代表として歌う嵐を世界中の人が観たんだろう。
でも、そうはならなかった。嵐は現実を生きている。
「終わったはずの夢がまだ僕らの背中に迫る。刻まれた想い出が騒ぎ出す」
ピカンチダブルを聴きながら息ができないぐらい泣いた。
嵐が、叶わなかった夢まで宝箱に閉じ込めて、いなくなってしまうのが寂しい。そして、そんな5人が羨ましい。そう思う。
2021年が始まった。
嵐がいなくても、まだまだ世界は終わらない。
今年はどんな年になるんだろう。
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