#建設女子 家業に戻るまで_Vol.01
私の家業は「建設業」
祖父の代から建設業に携わり約65年になる。
生まれた時から、建設業を営む両親。
だから自分も将来は、経営者になるかな?という漠然なイメージはあったけど、それが家業だとは微塵も思わなかったし、具体的にどんなイメージなのか、全く想像していなかった。
子どもの頃の夢は「ホテルマン」
子どもの頃に家族旅行で連れていってもらった老舗ホテルでの宿泊体験が印象深く、「将来はホテルで働くこと」
その夢を叶えるべく(といっても、学生の時にはそこまで強い意志があったわけでない)国際色豊かな県内の大学へ進学した。
ホテルで働くなら英語必須でしょ。くらいの軽い気持ちだったと思うけど、
いざ大学に進学してみると、帰国子女や国際学生がもつアイデンティティの強さに圧倒され、「自分は何がしたいのか?」と常に考えさせられた大学生活だった。
在学中にカナダ国内のホテルで就業
やりたいことを邁進する同級生や先輩たちはキラキラと輝いてて、自信のなかった私は、留学してみようと、ワーキングホリデーVISAを使って、カナダに行くことを決めた。
(大学に入学して間もない私の意見を尊重・実行させてくれた両親には、自分が子どもを持つ立場になって初めて感謝した。)
語学学校に数カ月通った後は、バンフ国立公園内のホテルに履歴書を送って働くことができた。着いた初日にホームシックになったり、言葉が通じないストレスがあったけど、その経験も離れてみないとできなかったし、なにより行動力が1番の強みだったと今では感じるので、行って良かったと思う。
カナダ生活で学んだ行動力の大切さ
人生で初めての海外生活。
事故もなく無事に帰国でき、またいろんな経験ができたことで、
「他人と比べるのでなく、とりあえず、やってみよう」っていうマインドになったのは、この経験が大きいと思うし、未知数な経験を重ねることで、ちょっとずつ自信という経験値が増えてくるんだと、今では感じている。
私の母も「まさか、あなたが海外に行くとは思わんかった」というくらいだから、行く前と行った後では親から見ても変わったのだと思う。
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