夜が嫌い

最近、過眠ちゃんがYouTubeショートに流れてくるからマインド整えたいと思っている今日この頃です。

最悪な夢を見て、最悪な現実が起きて、
最悪な現実をより最悪にして、今。

とはいえ最悪なことからも、
気づきがあったので記して寝ようと思う。

私はとても夜が嫌いらしい。

幼少期は、有り余る元気で眠ることが苦痛だったことと、お化けが怖かったんだと思う。

小学生の頃は、お化けの怖さと共に、廊下を挟んでいるはずの両親の部屋から、テレビのモゴモゴした音と両親の笑い声が聞こえて眠れなくて、いつもどうしても眠れなくて、その度に両親の部屋のドアを叩き、寝れない、寝れないから一緒に寝たいと伝えた時の、母親の笑顔が固まって、テレビから目を離さないその姿がトラウマすぎて嫌いになった。父にも無視された。一生忘れられない気がする。テレビを止めてほしいんじゃないの。隣で眠りたかっただけなの。

中学生の頃は、両親が離婚して父と暮らしていたけれど、父に帰ってきたら部屋のドアを開けてもいいから、寝てるからね、と伝えたくせに、思春期に差し掛かり、勝手に気持ち悪くなった。父が帰ってくるまでの祖母との2人の時間がとても嫌いだった。でも父が必ず帰ってくると思って眠る夜はそこまで嫌いじゃなかった。気持ち悪さと安心の共存。

高校生の頃は、母と暮らした。母がしょっちゅう飲みに行く夜が嫌いだった。そんな夜は抜け出して、私のことを好きでいてくれる子と会って、私も好きだななんて思っていたような気がする。
母に彼氏ができて一緒に住むようになってからはそんな夜もなくなったけど。

旅先の夜も嫌い。
とても帰りたくなるから。

一人暮らしという名目で生き始めてからも、
一人の夜が嫌いで、誰かといる毎日だった。

少しずつ、辞めたいなと思って、一人の夜もそれなりに生きてきたんだけど、でもそれさえもラインとか電話とか永遠していたからできていた風で、本当に一人になろうと思った時にも、一人になれなかった。

今も好きな子には愛されたくて、一人の夜道も夜の映画も夜の音楽も全部苦痛で、死にたい。

今日は満月だった。
何も満たされなかった。
でも、最悪な現実と向き合って、
もう卒業できそうな気がした。
最悪な現実は最悪じゃなかったかもな。
おわり

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