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『なんで僕に聞くんだろう。』を読んだ。

はじめて投稿します。

何か書きたいけどなに書こうってずーと思ってたけど、本好きとして、本の感想でも書こうかな。
前はインスタで本垢作って投稿してたけど、今はすっかり。。

ある日の仕事帰り、渋谷の書店で仕事関係の本を買って、でもやっぱ自分の好きな本も読みたいと思ってたところ、

なんだか素敵な表紙、しかも幡野さんじゃん!しかも最近すごい興味あるnoteのcakes発祥だと!ということで積読本へ追加。

単行本って買うだけで持ってるだけでニヤニヤするよなぁ。なんか文庫よりも素敵が詰まってる気がして、ニヤニヤしちゃう。

そんなことはさておいて…

幡野さんの書籍、『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』を前に読んで、私はすごく救われたのを覚えている。


読みました。重い悩みから本当にみんな色々相談があって、世の中には私なんかより大変な人が(当然だけど)いっぱいいるなぁ。

その中でもやっぱり、遠回しせずに、まっすぐな解答をしている幡野さんの言葉は刺さるものがある。

全部が全部共感できる相談ではないけど、
自分に置き換えて感じれる言葉がところどころあった。

親子の関係が特に多い印象で、

前作の「ぼくたちが〜」でも
家族は自分で組み直せる、ということを言ってもらえて私は救われたのだけれども、

今回も親子を「親」「子」として語ってくれている。

毒親を持つ子にとって、やはりすごく救われる一冊だと思った。

毒親が読んだところで、結局、
あ、そうか、そうだよなって改心する人はほんの一握りだと思う。

だったらせめて
こういう考え方が家族として親子として
あるんだっていうことを私たちが読むだけでも救われる。

最後に語られる言葉で
悩んでいる人は悩んでなくて不安なんだという言葉が、今の自分に的確すぎて、なんだか恥ずかしいような気持ちになる。

自分含め悩んでいる人は

誰かに「大丈夫」と言ってもらえるのを
ずっと待っているだけなのかもしれない。

今の道でも大丈夫
新しい道でも大丈夫
人と違っても大丈夫

そしてその人からや自分の「大丈夫」を信じることができて、初めて、前に進めるんだと思う。

私はまだまだ足踏み中だ。

さーて、次はなにを読もうかな。

小説に行きます。