何かを始めるという事を話す勇気
何かを始める人の話を聞く事が好きだ。何かを成し得た人の話は、伝記など何かしらの情報としてまとまっていることが多いが、何かを始めただけの場合、その本人が発信を行わない限り知ることが難しいので、僕はその時間を大切にしている。
何かを始めるという事は、それについての具体的な知識をほぼ持っていない状態の可能性が高い。つまり、発言するには勇気が必要だ。間違っているかもしれない。否定されるかもしれない。そんな言葉が脳裏に浮かぶと思う。
しかし、そんな不安があっても、始める状態の人は、期待半分不安半分ではなく、少なくとも期待が51以上になっている。始めた事を決心した背景や上達するためのプロセス、そして将来の自分について目を輝かせて話をする。その姿が眩しい。
久しぶりに会った17歳の従兄弟の息子が、医学部受験を決めた。恥ずかしそうに話していたが、強い意志を感じる。大変だと思うけど、僕も応援するよ。