今、この年齢でサンタクロースに何を願うか
退屈な休日を過ごした。会話をしたのは猫とだけ。猫はおそらく僕の言葉を理解してくれていないから、対象のある独り言としてカウントされてしまうと、会話の回数は0回になってしまう。
ここ数ヵ月、仕事で多くの人に会っていたので、何となく今日は人に会わないと決めていた。けど結局、人に会いたいと思ってしまった。
その理由としては、退屈のあまり大喜利とかではなく、真剣に『今、この年齢でサンタクロースに何を願うか』を考えてみたのだが、もやもやするだけだったからだ。
サンタクロースへの手紙は、まず挨拶を書いて、欲しい物を伝える。そして自分が1年間どれだけ利口だったかをアピールして、最後に欲しい物が手に入れば来年も利口でいられると結ぶ。
少年時代と同じ構成なのだが、筆は全く進まない。この一年の自分の行動のアピールポイントが思いつかない。そもそも大人にとっての利口な行動とは何だろう。僕一人では結論は出せない。