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僕にとっての長い文章を書いてみて

この記事は『仮初の安全と声色の呪縛』という小説の『あとがき』のようなものです。
プロット(?)ではないかもしれないのですが画像も貼り付けておきました。

この記事の文字数は約1,500文字です

 10月の三連休で、質は一旦無視して、長い文章を書き終えることができました。
あくまで僕にとっての長い文章です。
正確に数えてはいないのですが、おそらく40,000〜45,000文字くらいだと思います。
(初めてマガジン機能なるものを使って下記にまとめてみました)

・【良かったこと】書くことは、楽しいこと
題名が漢字ばかりで、画数も多いのでホラー小説と誤解されそうなのですが、
ほぼ何も起こらない、ただの青春小説だと、僕は思っています。

小説、今の僕の年齢、
この2つの要素を使って17、8歳の男子高校生を描くのはすごく楽しかったです。
『ノスタルジー』と書くとちょっと極端かもしれないのですが、
自分の中の懐かしさを少しだけ入れてみました。

おそらく5、6週間はこの文章に時間を割いたのですが、
この期間で久しぶりに高校時代の友人に会ったりなんかもしました。

・【難しかったこと】登場人物が、動かない
1話を2,000〜2,500文字に設定して、20話でまとめてみました。
いくらコンパクトにまとめても、当たり前のことなのですが…
登場人物は、僕が手を動かさない限り一切動いてくれないことに最初戸惑いました。

・『起』
『起』では、主に登場人物の紹介を行いました。
ちょい役の人も含めて、全部出すことを心がけました。
キャラ立ちする人がいなかったため、関係性を含めて
僕自身が登場人物たちを好きになりたいと思って書いていました。

雑すぎる『起』の流れの画像も添付してみます。
おそらく文字は読めないはずなので雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。
※実はあと少しでnote歴5ヵ月になるのですが画像添付は初です。。。

『起』のプロット

・承
『承』では、登場人物たちの絡みを描きました。
『転』に向けての匂わせなどもできたらと思ったのですが、
上手くやろうとすればするほど、上手くいかなかったので諦めました。
登場人物たちの関係性解像度を上げていくにことのみに意識を向けました。

『承』のプロット

・『転』『結』
ここからはプロットなしで書いたのですが、
あったらもっとスムーズだったかもと思います。
ただの言い訳ですが…
ここまでくれば勝手に登場人物たちが動いてくれて、話してくれると考えていました。
冒頭でも書きましたが、登場人物たちはここまで書いても何もしてくれませんでした。

内容については、
日常の描写が多かったので、少し小説的な要素を入れたいと漠然と考えていました。
具体的には、現実で絶対に起きないことをこの小説世界に溶け込ませたかったです。

設定が甘いのですが…。それが、祖母の記憶と家です。
現実で祖母が失った記憶分だけ、祖母の家にいる幻の祖母の年齢が上がっていきます。本当はこのルールを小説内で説明したかったのですが、
つまらなくなりそうだったので、今ここでルール説明をしました。
小説内では、登場人物たちには申し訳ないのですが、
ただこの事象を受け止めてもらい、
テーマである『声色の呪縛』との向き合い方を決めてもらうことにしました。

・最後に、感想
書いてみてよかった。本がもっと好きになりました。
noteでコツコツ書いていた文章もたくさん使ったので、
現実とフィクションを行き来するのが楽しかったです。

しばらくは短い文章を書こうと思いますが、
また文章が溜まってきたら、僕にとっての長い文章を書いてみようと思います。

余談ですが…
ファーストビューを探すのが大変だったので、
イラストを描けるようになりたいと少し思いました。僕は絵が描けません。

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