喫茶えめらるど オープン
ご無沙汰です。
久しぶりの投稿です。
僕はといえば連日のニュースに気が滅入っているのですが、日常を大切に大事な人や仲間のことやバンドのことを考えることに時間を割くようにしています。
みなさまはいかがでしょう?
よく行く飲み屋のマスターがこんなことを言ってました。
「ハーバードかなんかのすごい人が75年くらいの間、人間の幸福について研究をしていたらしいのだけど、幸福に必要なのはお金でも健康でもなく、志を理解され、理解することのできる仲間、及びコミュニティの存在こそが人間の幸せに深く影響することがわかったらしい」
要は、友達最高って話だし、何かしらのコミュニティの中で、英気を養い、平衡感覚を持っていることが大事ということですかね。75年研究して、割と普遍的な結論が出ていることに、一同爆笑でした。
とはいえ、日々は人には理解し難い感情や、話せないこともたくさんあってですね。これだけ多様化を極めていくと、気づけば一人、誰かといても自分とずっと話してるようなことも多々あります。コロナのマスクだったり透明の板で区切られた感じも相まって、気づけばみんな風船に包まれたように孤立してしまって、煮詰まっちゃってる印象を覚えます。SNSはそんな方々で溢れていて、実際飲み屋で会ったらどんな人なんだろうって思ったりしますね笑
僕にとって友人は街の風のような感じです。知らない街にいって、空気が綺麗だなとか、景色が綺麗だなとか、変わった趣の建物だなとか、さまざまな人の風が混じり合う場所に身を置くことで、自分の今いる場所、感じてることを喋らずとも風にさらして、洗濯乾燥するような感じ。物理的にそんなにいろんな場所に行けない代わりに、田舎者の集まりの東京なので、いろんな街の香り、その人の日々の集積をなんとなく想像して、旅行した気分になる。そんな僕も都会人ではなく、人生の半分を山奥で過ごしてる帰る場所を持たない根無草です。帰る田舎がある人が心底羨ましいのです。
唐突ではありますがSNSなどでは発表されたんですが、Emeraldは有料ファンサイト「喫茶えめらるど」をオープンすることになりました。
なんというのでしょう。Emeraldって、歌ってる自分以外もかなり魅力的な面々が揃っていて、ライブのMCとか、雰囲気でしかお客さんに伝えられる機会がなかったのを、静かに悩んでいました。メンバー全員を巻き込んで、演奏や作曲以外にも面白いことがしたいなーという気持ちがずっとあって、これまでも色々試してきたのですが、なかなか続かず、、。
そんな中bitfanの方からのオファーがあって、他にも点と点が綺麗に繋がる出会いもあって、メンバーが「やってみよう」と初めて乗り気な反応を見せてくれたので、僕は嬉しくなって、ここ数日、こちらの作業にかかりっきりでございました。
喫茶店をテーマにしたのは、有料サイトに支払う金額から着想を得ました。
本を読みに行ったり、なんでもない時間を過ごすために、喫茶店とかカフェとかに入って、コーヒー一杯に払う金額と同じ感じにしたかった。
メンバーを喫茶店スタッフになぞらえて、それぞれ適材適所でやってきたバンドを喫茶店に置き換えてみました。
して、メンバーそれぞれの魅力を伝えて、翻ってバンドの美学や、ナイスグルーヴの秘密を感じてもらえたら、音楽として聴く以上の発見を楽しめたり、同時に好きなバンドを応援しているという喜びが芽生えてくれたら、これ幸い。
僕は歌い手ならではのコンテンツを用意してます。
ファンの方にコメント欄やオープンチャットに写真を送ってもらって、それに短い詩をつけるというもの。「写真でポエトリー」。アカウント作ってフォローして、ドシドシ写真ください。
有料会員以外の方にも最初の投稿だけはみれるように設定していますよ
ファンクラブとかファンサイトというと、肩肘張った感じで真面目なEmeraldはかなり力んでしまうだろうということで、遊ぶ感じを大事にやってこうと思ってるので、温かく見守ってください。盛り上がりに応じてファンコミュニティならではのイベントなんかもしていきたいですね。お休み中の中村龍人も時々は参加してくれるかも。誕生日にはEmeraldからのメッセージが届く!そんな仕様になってます。
youtube風の動画も作ってみました。
グリーンバックで撮った映像を喫茶の背景に強引に当て込む作業はなかなか面白かったです。トップページから見れます!
はてさて、先日ファンサイトの予告とともに発表されたクラウドファンディングも絶賛推し進めてるわけですが、応援していただいて何がしたいかって話ですよね。
コロナで止まってしまった次回作の制作を進めて、新作を作りたいんです。先の見えないコロナに突入してく中で、バンドは一度止まってしまって、再起動のため、10周年企画と連続リリースに舵を切ったはいいものの、メインの収入であったライブ収入がなくなった僕らが再びリリースに向けて充分な予算が確保できるようにするためには、また随分時間がかかってしまいそうだなということでかなり頭を抱えていたのです。
コロナ禍に関わらずたくさんの人がかけつけてくれたWWW Xでのワンマンライブの時、こんなにたくさんの方が応援してくれていたのかと、心の底から感動して、感謝の気持ちが溢れてしまったのも事実。ファンの方々の存在をもう少し身近に感じて、バンドも自分も奮い立ちカッコつけていきたいなと思った次第です。
今決まってるライブですがフェスが一本(すごい楽しそうなメンツ!)、そして先日発表されたコンセプトワンマン(mona recordsの昼間!)です(それぞれリンク貼ってます)。
僕個人としては
8/13(土) yobai suspects レコードリリパで一曲参加
8/15(月)人生初DJ@月見ル君想フ
楽しい夏になりそうです。
皆様も正気を保ちつつ良き音楽ライフを!
温かなサポートは他のノートのサポート始め、外で書く際のコーヒー代などに当てさせていただきます。