anna nakano

photographer / 備忘録

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最近の記事

満ちてゆく

日本シリーズはわけあって速報アプリもテレビもみないようにしていたが(現実逃避)いつも一緒に観戦する幼馴染から逐一試合状況を伝える速報ラインが届いたため、彼女の名前を野球速報と変更してそっと閉じた。 逃げた先のスーパー銭湯のサウナのテレビが日本シリーズの中継だったため、結局三浦監督のインタビューを見届け、整って帰路についた。 横浜おめでとうございます。強かった。 踏んだり蹴ったりだった10月を乗り越え、大切な友人夫婦の結婚式から始まった三連休。 ふたりの出会いから、プロ

    • 豪華バラエティパック

      駅の駐輪場に停めていた自転車がパンクしていた。 年1ペースでカギを失くしたり盗難されたり、何かと自転車トラブルが多いのでなんだまたか、と。 ベコベコガタガタ異音を放つ自転車に乗り(良くない)なんとか自転車さんに持っていくと修理に5日かかると言われたが、自転車のスペシャリストがいたのだろうか、なんだかんだ翌日には仕上がった。 翌週。 初めて車屋さんへ行った。 右も左も分からず、不安を抱きながらレジに向かうと対応してくれた店員さんが優しい小峠(のような人)で安心した。 あり

      • 平成とギャル

        朝晩は急激に冷え込み、一気に秋の空気に代わりつつある。 仕事終わり慌てて秋服を買いに走った。 その足で人生で初めてつけ麺を食べにいくと胃もたれをした。 食欲の秋だから、といって調子に乗ってはいけない。 オールドコンデジを手に入れた。 友人夫婦が撮るオールドコンデジの動画を見て、心の奥底でひっそりと欲しいなと考えていた春。 最初は同じものを買おうかなとも思ったが お揃いはなんだかちょっと恥ずかしくて照れてしまいそうだったので別のものを探す。 が、オールドコンデジって種類が

        • 曖 昧

          フィルムを現像に出した。実に3ヵ月ぶり。 ゆっくり、のんびり、自分のペースで撮っていたらこんなに時間がかかってしまった。 あと夏が暑すぎ。全部夏のせい。 撮るものが年々変わってきている。 だけど、ずっといいな、好きだなと思った時に撮っている。 撮る理由も、撮るものも、変わっていったり曖昧であったりするけれど、根底は同じ。

          Summer Film 2023 壱岐

          「綺麗な海が見たい」 それだけのために弾丸で壱岐へ行ってきた去年の夏のおわり。 福岡から壱岐までは、ジェットフォイル・ヴィーナスで片道70分、さくっと行けてしまうのも魅力のひとつ。 今回は日帰り旅なので、朝一番の便に乗った。 予定通り、9時過ぎには壱岐・郷ノ浦港へ到着。 レンタカーを借り、車を走らせること30分。 着いたのは勝本港。 今回の旅のメインは勝本港から船で10分ほどの場所にある、壱岐最北端にある無人島”辰ノ島”。 今回は渡船のみ。 遊覧は船でしか行け

          Summer Film 2023 壱岐

          どうぞご自愛ください

          ジメジメした暑さで息苦しく、溺れそう。 内巻きに巻いた髪は、一時間の通勤で綺麗な外ハネへとかわる。 湿気、それはあんまりじゃない? 最近どうしてた?何してたの?と聞かれても、あれ?何してたっけ?と思い返すくらい何もしてない。 強いていえばのんびり過ごしている。 一定のキャパを超えると無性にひとりの時間を優先させたくなる時がある。 友達は大切だし、誰かと遊ぶ休日も楽しい。 充実した日々の中で得るエネルギーは大きく、しかし同時に消耗する力も比例している。 友達のことも、自分

          どうぞご自愛ください

          67の日

          本日6月7日は67の日。 せっかくなので愛用するPENTAX 67の写真を載せていこうと思う。 お化け(化け物?)のようなペンタックス、略してバケペンというだけあって重さはレンズと合わせると2kgを超える超重量級。首もげそう。 持っているだけでいい筋トレになるのでもはやダンベルである。 さらにフィルムと現像代の値上がりの影響で今や一回シャッターを切っただけでワンコイン消費してしまう。 十枚撮るだけで結構いいランチ食べれるし、映画ならポップコーン付きで二本は観れる。 身

          サカナクションと踊った夜

          5/3   SAKANAQUARIUM 2024 "turn"  inマリンメッセ福岡 初めてサカナクションのライブに行ってきたので備忘録を付ける。 サカナクションという存在を初めて知ったのは2011年『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』だった。 なんかやばい人たち出てきたな(褒め言葉)と当時衝撃を受けた。 存在や王道の曲は知っているもののライブに行ったことがなく、ナンバーショットやワイルドバンチなど夏フェスに行った時でさえも、帰りの混雑を避けるために惜しみながらも

          サカナクションと踊った夜

          四月の話をつらつらと

          少し前に一番長い付き合いのカメラを手放すかどうか迷っているという記事を書いた。 読んでくれた人たち(ありがとう)の八割が「もったいない」「やめたほうがいい」「手放してはいけない」「売るなら買う」などといった反応が多く、うーんやっぱりそうだよな、GR貯金するかな、などと思っていたら GRIIIx 受注一時停止のお知らせ これはもうT2とこれからも生きていきなさい、という神からのお告げとして捉え七年目の春も共に過ごすことになった。これからもよろしく頼みます。 今年は桜の開

          四月の話をつらつらと

          春を告げる

          一月の終わりにnoteをはじめ、その後立て続けに二本書けていたけどまあそんなスピードで続けれるわけもなく、最後の更新からはや一ヶ月。 最近は念願のわっぱ風弁当箱を手に入れ毎日のお弁当作りが捗るようになったり、顔面に激痛が走るほど顎関節症を悪化させたり、職場のお局様が退職され嬉しさのあまり猫ミームを作るなどしていました。 そのうち治るでしょと放っておいたら話すだけでこめかみにまで痛みが広がった顎関節症。 メジャーリーガー・吉田正尚が顎関節症の手術をしたと聞いた日には「顎関

          春を告げる

          正直、希望のない恋、高慢。

          一番好きな花はチューリップ。 薔薇の花束を貰うよりチューリップの花束を貰う方が断然嬉しい。 春の花だけど、実は一月には多くの花屋さんに並んでいる。 なので毎年冬になるとチューリップを部屋に飾り、写真に収める。 真冬生まれのくせに寒さにすこぶる弱く、また日照時間の短さも合わさり、冬はなんとなく気分が落ち込む日が多い私にとって、チューリップは春を迎えるための楽しみであり希望でもある。 今年も例に漏れず飾ろうと仕事帰りに立ち寄った花屋さんにはもうチューリップがなく、仕方なく最

          正直、希望のない恋、高慢。

          七年目の春

          フィルムカメラを使いはじめてもうすぐ6年。 初めて買ったフィルムカメラはCONTAX T2だった。 いつの間にか10万円を遥かにこえる超高級コンパクトフィルムカメラになってしまったT2。 2018年に高円寺にあるお店でデータバック付の完動品を見つけ、今よりもかなり安い値段で手に入れた。 この写りさすがだな~と思う時もあれば、ピントが中抜けしてがっかりした時もあったり(でもそれもまた良い)、一度も壊れることなくあっという間に7年目の春を迎えようとするこの相棒を、今手放そう

          七年目の春

          さよならロング、おかえりボブ。

          「30歳になるタイミングで、髪をバッサリ切りたい」 一年以上前から決めていたことを実行したのは誕生日の三日前。 節目の年齢になるからには何か記念になることをやりたかったし、自分を変えるいいきっかけになるかもしれないと思ったから。 三年間伸ばした髪の毛は、いつも褒められる綺麗なロングになっていた。 短かった頃から私の髪を育成し続けてくれた美容師さんのおかげです。ありがとうございます。 断髪式当日。 バッサリ切ろうと思います、と秋ごろから話していたからか、美容師さんも

          さよならロング、おかえりボブ。