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黒枝豆の花が咲きました

支柱立てとマイカー線の作業が終わり、8月中旬には、黒枝豆の花が咲きました。葉の根元のところに薄い紫色の小さな花が咲いています。花数が少ないようにも思うのですが、一先ず、黒枝豆のさやができる準備は順調に進んでいるようです。株の大きさも、急速に大きくなっています。他の圃場と比べると小ぶりなのですが。。

慣行型栽培の場合は、花が咲くころにNK化成を追肥するのですが、今回、省力型での栽培をしていますので、こよみでは追肥をしないことになっていて何も入れていないのですが、小ぶりなのでちょっと心配にはなっています。
昨年、小さな畑で少しだけ黒枝豆をつくったのですが、ほとんど実がつきませんでした。花はたくさん咲いていたのですが、なぜか収穫の時期には、どこを探しても黒枝豆のさやがないという状態です。
勝手な推測ですが、主に二つの原因があると考えました。一つは花の咲く時期に追肥しすぎたことで株が巨大になり、実が大きくならない「つるぼけ」状態になってしまったこと、もう一つはカメムシや害虫が大量に発生して食害されたことです。後者については、今回は栽培こよみ通りに防除しているので、かなり防げるかと思っています。前者については、追肥をしない省力型の栽培方法を採用することで、少なくとも「つるぼけ」はしないだろうと思っています。(実が入るかはわからないのですが。。)
肥料の入れ方はとても大切で、稲作でも倒伏に直結して品質や収量にダイレクトに影響することが、なんとなく実感できるようになってきました。どうしても過保護になってしまって、肥料を与えすぎてしまったり、作物を甘やかすような栽培の仕方になってしまいがちで、そのさじ加減がわかるようになってくるとよいなと思っています。窒素肥料を与えすぎると害虫が付きやすくなるという話もあります。昨年、異常に害虫が多かったのは、これが原因だったかも知れません。とにかく、意識して肥料を絞る、与えすぎないということを意識しながらひたすら見守っていきたいと思っています。
収穫は10月初旬です。成果がわかるようになるまで、あと1か月ほど。この先出来る事は、適切に水をあげることくらいになってきました。

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