![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126844098/rectangle_large_type_2_2d61426c9e3b2188a1773d9a511f1e2a.png?width=1200)
能登応援アイテムの販売によせて
令和6年能登半島地震の被災地を微力ながら支援したく、SUZURIにて能登応援アイテムの販売を開始しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1704552466127-bN0Flnfqp3.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704552518410-8nzJqB0P68.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704552556675-mf1SIcU6Kf.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704552585369-nLkW4gjEDm.png?width=1200)
これらのアイテムの売り上げ(1点あたり500円)は全額、日本赤十字社を通じて義援金として寄付させていただきます。
【義援金窓口】
一連のアイテムは一旦SUZURIの年始セール期間中である1/6(土)〜1/14(日)限定販売とさせていただきます(状況次第で延長検討します)。
販売期間終了後、1/17(水)頃を目安にナカムラのXアカウントにて販売総額と寄付実績の報告をいたします。
このデザイン以外の通常アイテムも、ややこしいので期間中に売り上げたものは同条件でまとめて義援金に回します。
公開アイテム以外のデザインリクエストも承ります。
このデザインは以前、自分が石川を旅した際に車窓から撮影した風景をベースにしています。明るく青みがかった太平洋も好きですが、若干憂いを帯びた日本海の淡さが、自分にとって身近な海でした。
1日でも早く、この空と海のように平穏な時間が訪れるよう祈りを込めて制作しました。
(13年くらい前のiPhone画像のため画質の粗さはご容赦ください)
なお、便宜上バンドのSUZURIアカウントを使用していますが、この試みはナカムラが個人的に思い立って行なっているものです。
SUZURIの利益配分率などを考えると、もっとふさわしいやり方もあるのだろうとは思います。ただ自分の中でいま最もクイックかつポジティブに還元できる手段を選びました。ご理解いただければ幸いです。
改めて、今回の令和6年能登半島地震で被災した皆様に心よりお見舞い申し上げると共に、1日も早い復興が叶うことを重ねてお祈り申し上げます。
もちろん当グッズ販売以外にも、個人的に支援できる方法を引き続き考え、実施していきます。
アイテムに関する詳細は販売ページをご覧ください。
ご覧くださりありがとうございました。
以下、noteのみに書く編集後記的なもの。
1つ前の記事でも書いたが、1月1日の地震発生の報からずっと悶々とした気持ちを抱えていて、自分なりにひとつのアウトプットとしてこの試みに思い至ったのは翌2日。その日の夜にはもうデザインはほぼ出来ていた。
凍結前のthrowcurve〜The Future Ratioの頃の自分ならば、すぐにでも公開していただろう。しかしながら今回は、これを本当にアップすべきかどうか相当悩んでしまった。この行為は本当に“正しい”のか。というより、“正しい”行為として受け入れてもらえるのか。そんなこと、昔は全然気にしてなかったと思う。まったく時代なのか齢なのか・・・。
それでもまあ、こうして公開することができてよかった。
金沢を中心に、石川県にはライヴでもプライベートでも何度となく訪れていて、とても好きだ。今回デザインするにあたりカメラロールを遡り、21世紀美術館や兼六園など、もっと分かりやすく絵になる画像もたくさんあった。ただ権利的な部分でグレーな可能性が高く、結果的に2011年に旅行に行った際に撮影した画像を使った(多分当時インスタにアップしてたやつじゃないかな)。
画質が悪いのが悔やまれるが、それもひとつの味と思っていただけたら幸いだ。
今回「能登」というキーワードを用いてはいるが、もちろん能登半島や石川県以外のエリアでも甚大な被害が出ている。そういった被災地域を無視しているわけでは決してなく、あくまで象徴的な表現として「noto=能登」という言葉を使用していることを念のため注記しておきたい。
また、これはこじつけだが、「noto」はラテン語で「note」=記す、記録する、という意味もあるそうだ。今回の「noto for tomorrow」というタイポグラフィには、「アイテムとして手元に持っておいていただくことで、この出来事を風化させず、未来のためにいつまでも記憶にとどめてほしい」というニュアンスも込めたつもりである。
とまあいろいろ書いたが、こちらの事情はさておき、単純にアイテムを気に入ってもらえたら是非ご購入いただけるとデザイナー冥利に尽きる。趣味でないとしたらちょっと哀しいが(笑)、別のかたちででも被災地応援のアクションを起こすきっかけになってくれたらそれはそれでもちろん嬉しい。
いずれまた石川の美しい景色と新鮮な魚介、美味しいお酒を堪能しに出かけてみたい。輪島塗の漆器もすごく欲しい。何ならライヴもしにいけるといい。そのときは恥ずかしげもなく、今回作ったアイテムを身につけていくことにしたい。