ナカムラリョウ

音楽とデザインなどを生業にしています。 1981年生まれ。長野県長野市出身。 throwcurveのVo&Gt。ナカムラリョウと前未来/科楽特奏隊としても活動中。ゴジラが尋常でないほど好き。

ナカムラリョウ

音楽とデザインなどを生業にしています。 1981年生まれ。長野県長野市出身。 throwcurveのVo&Gt。ナカムラリョウと前未来/科楽特奏隊としても活動中。ゴジラが尋常でないほど好き。

最近の記事

10月29日 『Q児達の集合』開催によせて

2024年10月29日、throwcurveは下北沢CLUB Queにてイベントをやります。 ここでは、このイベントの開催に至った思いや、イベントでやりたいことについて書きます。 今回のタイトルを聞いて、何人かの方はピンとくるものがあったかもしれない。 これは2005年9月21日、throwcurveがCLUB Queで初めての単独公演を開催した際のイベントタイトル『Q児達のダイヤモンド』にちなんでいる。 当時どんな思いから、このタイトル命名に至ったかは正直あんまり覚え

    • UNISON SQUARE GARDEN TOUR2024「20th BEST MACHINE」 グッズデザインによせて

      武道館に続き、UNISON SQUARE GARDENの20周年ツアー「20th BEST MACHINE」のグッズデザインを担当させていただきました。 再び登板させてもらえて光栄です。 せっかくなのでデザインについて、ここに個人的な思いを記しておきたいと思います。 今回、デザインのモチーフとなる楽曲は、先日発売されたベストアルバム『SUB MACHINE, BEST MACHINE』に収録された既発シングル曲の中から好きなものを選ばせていただけたので、はじめは「我々th

      • 能登応援アイテムの販売によせて

        令和6年能登半島地震の被災地を微力ながら支援したく、SUZURIにて能登応援アイテムの販売を開始しました。 これらのアイテムの売り上げ(1点あたり500円)は全額、日本赤十字社を通じて義援金として寄付させていただきます。 【義援金窓口】 一連のアイテムは一旦SUZURIの年始セール期間中である1/6(土)〜1/14(日)限定販売とさせていただきます(状況次第で延長検討します)。 販売期間終了後、1/17(水)頃を目安にナカムラのXアカウントにて販売総額と寄付実績の報告

        • throwcurve 再始動イベント決定によせて

          2024年がやってきた。 年始早々ちょっと想像もつかなかったことが続いて、心休まりきらなかったというのが正直なところ。きっとみんな同じだろう。 能登半島地震の被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げると共に、1日も早く平穏が戻ることを願ってやまないです。 実家の長野から上越新幹線で繋がっていて、個人的にも好きで何度も足を運んだことがある北陸の景色が様変わりしていく報道を目の当たりにして、ただただ言葉が出なかった。 幼い頃から毎年のように泊まりがけで海水浴に出かけてい

          throwcurve 『DEEP CUT IN THE DUGOUT 2006-2011』 セルフライナーノーツ(後編)

          お待たせしました。 お待たせしすぎたかもしれません。 つづき。 (前編はこちら) さてM17〜24は、2007年発売のミニアルバム『リコール』制作中途段階で自主録音したスタジオセッション音源だ。 この頃の楽曲について解説する前に、少しだけ長い前置きを書いておきたい。 前置き 2006年、それまで毎年ペースで続いていた作品リリースが途切れた。ライヴに注力していた時期だったこともあるが、楽曲制作もレコーディング作業も継続的に行なっておきながらなぜ出さなかったかといえば「

          throwcurve 『DEEP CUT IN THE DUGOUT 2006-2011』 セルフライナーノーツ(後編)

          throwcurve 『DEEP CUT IN THE DUGOUT 2006-2011』 セルフライナーノーツ(前編)

          この記事は本来、順番的にはどう考えても一番最後に投稿すべきなのだが、今回サブスク配信した作品の中で最も補足説明がないとやばかろうと考え、まずはここから解説していこうと思う。一応新作でもあるし。 はじめに断っておくが収録全27曲について全て書いていく。 以下、めちゃくちゃ長くなります。ご覚悟を。 この作品について 今回サブスク解禁を行うにあたり、公式流通に到らないまま終わっていた音源やラフミックス、スタジオセッション、デモといった類のものを、可能なかぎりひとつにまとめたい

          throwcurve 『DEEP CUT IN THE DUGOUT 2006-2011』 セルフライナーノーツ(前編)

          throwcurveサブスクリプション解禁によせて・ 序文

          お待たせしすぎました。 いや別にお待たせしてなかったかもしれません。 自分が、2001年から2011年にかけてギター&ボーカルを務めていたバンド・throwcurve(スロウカーヴ)。 10年間で発表した楽曲の大半は未配信状態だったが、このたびCDデビュー20周年という節目を迎え、ようやくサブスクリプション配信を始めるに至った。 これまでも、ここぞ!という配信すべきタイミングは何度もあった。ありがたいことに配信や再販を希望するお声もたびたび届いていた。にもかかわらず見逃し

          throwcurveサブスクリプション解禁によせて・ 序文