![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29385567/rectangle_large_type_2_6adb3048ad3f03053364127b79271a81.jpg?width=1200)
[研究室ゼミ] ペアプレゼン質疑
こちらもまた他の研究室のゼミでは見かけないけど、中村研ではやたらとやる機会が多いペアプレゼン(ペアのショートプレゼン)。
目的
研究室のすべての学生同士がコミュニケーションを取れるよう(誰とでも話したことがあるよう)にする。研究室の学生がお互いに何をやっているかを知る。自身の研究テーマを繰り返しの練習で短時間で説明できるようにする。何度もプレゼンすることで勘所を掴み、ショートプレゼンをブラッシュアップする。先輩の研究であろうが気軽に質問できるようにし、わからないことはわからないと伝えれるようにする。
実施方法
参加者全員をペアにする。そのペアの片方がまず5分でショートプレゼンを行い(スライドを使っても良い)、聞いている側が5分で質問をする。次に役割を入れ替えて、同じく一方がまず5分でプレゼンを行い、聞いている側が5分で質問をする。それが終わると、ペアのひとりが次の組にスライドする(もうひとりは動かない)。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29336180/picture_pc_f80ece9daaa3f0644bb02316bd6e7618.png?width=1200)
こんな感じのを、動いていくひとがペアとして作れる数だけやります(時間に限りがあるので、途中で終わってしまうこともあります)。喋り続けることになるので、さすがに10セットくらいやるとみんなヘロヘロになります。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29385561/picture_pc_72547e142f768a9ba82958bb48555a36.jpg?width=1200)
実施するのは3~4ヶ月に一度くらいで、ある程度研究テーマが固まってきた時、研究テーマが固まって色々と結果が出始めてる時、卒論・修論などの締め切り間際などにやっています。また、研究室に新入生が入った場合は、その新人はただ質問役として入り、プレゼンする側が順に入れ替わりながら研究テーマをプレゼンしていくというのもやったりします。聞く側は結構疲れますが、研究室でどんなことをやってるのかをなんとなく把握することができます。
ちなみに、こんな感じでやったこともあります。
ペアプレゼン質疑大会。
— 中村聡史(BADUIの人) (@nakamura) August 27, 2018
5分プレゼン5分質疑(2セット) → 3分プレゼン2分質疑(4セット) → 2分プレゼン3分質疑(2セット) → 1分プレゼン2分質疑(3セット) → パソコン無しで1分プレゼン2分質疑(3セット)。最後は相手が社長気分。
14回プレゼンし、14回質疑して頭がクッタクタになって終了。
効果
やっぱりプレゼンが上手になりますし、短く説明しなければならないので、自分の研究内容でどこを紹介するべきなのかということがわかっていくように思います。
また、先輩後輩関係なくペアになっていきますし、先輩とペアになっても自分しか質問するひとがいません。そのため、質問しなくちゃならなくなり、わからなければ「わからないんですが」と質問することになり、先輩も「そっかーわからなかったかー」と補足していくので、質問することへのハードルが下がっていきます。あと、後輩が聞いてわからない場合は、説明がダメなのかと先輩たちが反省するきっかけにもなります。
ってことでおすすめです。ちなみに、教員は暇を持て余すことになりますので、あまりに寂しい場合は、一員として加わってもいいかなと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
![Satoshi Nakamura](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30840/profile_ee80dcacf0cf030bcbc8bcd039952bae.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)