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グラフィックとイラストレーションについて

グラフィックデザイナー兼イラストレーター(仮)と名乗る以上その定義をちゃんと理解して、自分なりに何を指しているのかを意識しないといけないなと思い今回の記事を書いています。

「グラフィック」と「イラストレーション」について

『デジタル大辞泉』より言葉の意味をお借りしています。

グラフィック【graphic】
[名・形動]写真や絵を用いて視覚に訴えるさま。また、写真や図版を主体にした印刷物。
(引用:デジタル大辞泉 「グラフィック」)
イラストレーション【illustration】
書物や広告に用いられる説明や装飾のための挿絵・図解や写真。
(引用:デジタル大辞泉 「イラストレーション」)

調べてみるとなかなかに分類がしにくいなと思いました。

イラストレーションの中にグラフィックがあるようにも感じますが、グラフィックのなかに用いられるイラストレーションもあるので、相互に支え合っていると考えています。

20200405_グラフィックとイラスト-03-03

図にするとこのような感じになると考えています。

20200405_グラフィックとイラスト-02

以上のことを言葉にまとめると上に書いてあるようになると個人的には考えています。
グラフィックは「情報をともなう画像であり、その情報の見せ方をデザインしたもの」
イラストレーションは「広い意味での挿絵・絵であり、グラフィックに用いる一部の画像」を指していると考えています。

なので、グラフィックデザインをするとき、パーツであるイラストレーションをどんなふうに並べたらわかりやすいか、どのイラストレーションを使うかなどを考えます。そして、できたグラフィックは分類上イラストレーションの一部に当てはまると考えてます。

こんな感じで、なかなかにややこしいグラフィックとイラストレーションについてですが、しっかり言葉で整理できたのは今回の記事の成果

自分が今どっちをどの手法で作っているのか、意識しながら頑張っていきたいです。

追記:「グラフィック」「イラストレーション」に関しての認識は人それぞれです。

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