人と話すと、世界がもーっと広がる
先週ドイツ語クラスA1-1を終えて、今週からA1-2が始まった。新しいクラスメートも仲間入り。
ちなみにC2まであり私はB1まで何としても進もうと思っている。
日本人も来るかな〜と思ったけれど来なくて、学校では日本代表として戦場(教室)に立っている。
海外に出て、びっくりすることはたくさんあるけれど、そのうちの一つはみんな日本を全然知らないってこと。寿司は知ってるけど、あんことか抹茶とか知らないんだよ!RED BEANS(あんこの事)に砂糖つけるんでしょ!信じられないとか言われるの。でも私もパレスチナの料理とか全然知らないし。
食べることが大好きな私としては世界中の美味しいものに出会いたいなって思ってたりする。
嬉しいことに、日本食(特に寿司)が好きな人が多い。こういう時誇らしげに思う。日本にいると周りがみんな日本人だから日本の良さに気づかないことがあって、海外にいると周りが日本の良さを教えてくれる。
そして、あらゆるコミュニティで私は今日本代表なわけで笑日本人として誇らしい態度をとりたい!とか思ったりもするのだ。
クラスメートに私と同じ年のブラジル人の女の子がいて、私は彼女に密かに憧れを頂いてる。同じ年なのに、PHD(大学院で博士号)をとりながら研究院として働いている。5ヶ国語話せて、授業でもガンガン発言して、私にも優しく教えてくれるお姉ちやんみたいな人。
そんなできる女、彼女に授業の後今日は勇気を持って話しかけてみた。彼女がなんでドイツにいるのかとか今までどんな事をしてきたのか聞いてみた。
すると意外な答えが書いてきた。全部書くと長くなってしまうけれど、彼女はドイツに来る前のフランスに5年いて、そこではコリアンレストランで働いていたみたい。今のキャリアを手に入れるまで随分と時間がかかったのよ。
初めからうまくいくなんてありえない。
とにかく時間がかかるもの。
焦らずにゆっくりやればいい。
できる女、彼女の事だから今までもなんだってこなしてきたんだと思った。でもブラジル出身の彼女は、フランスにいた時も外国人で大変な思いをしてきたんだと思った。30歳って日本だとまだ結婚しないのか、とか今から大学へ行くとかっていうとみんなびっくりすると思う。でも彼女の人生をみて、人生って焦る必要ないんだなって思った。
ちなみに彼女がなぜ今のような研究院を目指しているのか?って聞いたら、
10月から4月まで(ベルリンが冬のとき)ブラジルに帰れるから〜笑
と笑いながら答えてた。
そこ!?笑
チャーミングだ。
仕事を選ぶ時、自分はどんなライフスタイルを描きたいか。って考えるの大事って教わってきたけど、彼女はそれを体現している人だった。
私も私の生きる道をもう少しキラキラ考えてみよう。
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