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映画館の上で暮らしたい
◯です。
みなさんはどこでも住めると言われたらどこに住みますか?
景色の美しい場所、アクセスのいいところ、はたまた地球というものを抜け出してみたり……。
いろんな場所に住みたい欲がありますよね。
ぼくも美術館が大好きなので、住むなら美術館がいいです。
美術を好きな時に鑑賞して、いろんなことに日々気づく毎日。そんな幸せな時間を想像してしまいます。
上記の通り美術館ももちろん魅力的なのですが、ぼくには住んでみたい場所があります。
それが、映画館の上です。
映画館の上???となるかもしれませんが、ぼくにとっては憧れがあるのです。
シェイプ・オブ・ウォーター
ギレルモ・デル・トロ監督の2017年に公開されたアメリカの映画です。
発話障害のある女性と半魚人の恋愛の物語です。
この異なる種族の恋は言葉ではなく行動により育まれ、このえも言えぬ恋愛が胸を締め付ける映画となっています。
…という映画のどこに映画館要素があるの?という話なのですが、この主人公の発話障害を持つ女性、イライザの住んでいる場所が映画館の上のアパートなのです。
(ちなみにこの映画館、本当にあるみたいです!住めるかは不明。)
映画館に住めたら
映画館の上に住んでみたらどんな暮らしになるでしょうか?
まず、映画の音漏れが聞き放題です。
映像が見れないのはなんともですが、その音を聞きながら生活ができると思うちょっぴり憧れます。
どんな映画が公開されているのかを想像しながら過ごす日々。
そして時々下に映画を見に行ったりして暮らすのです。
上記に関連すると、いつでも映画鑑賞に行けることも大きなポイントです。
朝一でもレイトショーでも、すぐに行けるという贅沢仕様です。
映画の興奮をすぐさま家に持ち帰ることができるのです。
ポップコーンの香りに飽きてしまうかもしれませんが、それもまた風情。
こんな暮らしに憧れてしまいます。
どこで暮らそうとも
どこでも住めるとしたら?
映画館の上で住みたいと思った後、改めて考えてみます。
自分の好きなものに囲まれる暮らしが、ぼくの中では大切なポイントなのかもしれません。
最初に思い浮かんだ美術館もそうです。
美術に囲まれた空間ほど、自分にとって幸せな環境はないです。
映画館の上も同様。
いつでもいろんな世界に連れて行ってくれる映画を生活レベルで感じることができるのは、とても幸福です。
このように、ぼくは自分自身の興味=ミクロコスモスに囲まれることを何よりも価値のあるものだと理解し、それを大切に感じています。
どこで住みたいかを考えた結果、ぼく自身の大切な価値観を改めて気づくことができました。
映画館の上住んでみたいなあ。
感性を磨けるものが身近にあるって幸せなことなのだから。