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レゴの思い出
◯です。
最近でもないですが、レゴにてゴッホの《星月夜》が発売されました。
MOMAのデザインストアから発売された、本格的なアートのレゴブロックです。
ゴッホの描く情熱的なうねりが再現されているほか、奥行きのある立体感がまるで一枚の絵画が飛び出してきたかのようです。
ぼくも欲しい……。
実はアートを再現したレゴは《星月夜》のみならず他にも存在します。
葛飾北斎の《富嶽三十六景神奈川沖浪裏》や、
アンディ・ウォーホルの《マリリンモンロー》まで、意外と色々あったりするのです。
このように、レゴとアートには結構繋がりがあったりします。
ぼくはアートが大好きなので、どれも欲しいです……!
ではレゴはどうなのかというと大好きでした。
そう、過去形。
小学生の頃に魅了されて熱心に創作に励んでいたのですが、それっきりです。
それからレゴブロックというものに触れることなく人生を過ごしてきました。
みなさんはレゴ バイオニクルというシリーズを知っていますか?
戦士や蜘蛛、異形の生物を神話のようになぞらえて制作されたこちらのシリーズ。
このバイオニクルに魅了され、ひたすらに制作を行なっていました。
赤・青・緑・白・黒・茶の6色からなり、炎や水、氷といった元素がかっこよく絡んでくる。
少年にとっては最高にクールでした。
マスクがモチーフで少し考古学みもあり、今でも十分に楽しめそうです。
兄がいるので当時は一人3色ずつ買ってもらっていました。
今思うと結構なお値段だったろうに……。お父さんお母さんありがとう。
兄弟でガキンガキン戦わせたりして遊び、新作が発表されるたびに解体して新たなクリーチャーを作成する。
あの頃は最も創作センスに富んでいたかもしれません。
そんな魅了したレゴからしばらく離れていたぼくですが、Momaが発表したゴッホの《星月夜》をきっかけに再び記憶が蘇りました。
あの頃の創作センスはすっかり凡人になっており、アイデアを羨ましく思う限りです。
そんな気持ちが芽生えたこということを思い出し、つまりレゴは創造性を養う素晴らしいコンテンツである点を再認識しました。
実際、世界には世界遺産や有名な建物をレゴで再現する猛者プレイヤーもいることから、創造性が育まれることは間違い無いです。
ゴッホをレゴで再現することができたのも、また創造性の賜物であると思います。立体さを生み出していることも考え抜かれたデザインです。
イマジネーションに自信がない今、ぼくに一番必要なのはレゴブロックなのかもしれません。
実家に帰ったらバイオニクルを引っ張り出してみよう。
煮詰まった自分にぴったりかもしれない。