シンザン記念 有力馬Vol.1
シンザン記念の有力馬
パドックの状態判断と近走判断
ラスール
パドック
牝馬らしくすっきり見えます
新馬戦しか情報がないので微妙ですが、お腹から腰にかけてのラインが少し細身に映る
腰やおしりの筋肉がまだ物足りないけど、ここは要注目ポイント
筋肉がついてボリュームが出ればもっと良くなると思います
踏み込みに関しては、そこまで深さがあるというよりは軽めの印象ですね
キタサン×シングスピールにしては、軽い歩き方だなと思います
新馬戦
終始内目で、前に馬を置いてスムーズな走り。
直線では前①アイキャン、外③ロジレッドに蓋をされながらも、ロジが外にヨレたタイミングを逃さず
外へ出して快勝。
レースセンスはかなりあると思います。
ただ、スタート後2F目に11.2があるだけで、ラスト600Mまでは12.1-12.6-12.6とやや前目有利の展開。
終始ロスなく運べているのも勝因の一つかなと。
正直この新馬戦は 1-5着がすべて道中5番手以内の馬で占められているので
あまりあてにはしづらいかなと思います。
レッドベルアーム
前走東スポ杯:スタート後両側から挟まれて少し下げる。その後も馬群の外目を少しながら力んで追走
3角手前で前に馬を置き、やっと少し落ち着くも、まだ少し力み。
直線は外目を進むが伸びず。直線はすこし内に寄れているように見えます。
アサヒに前をカットされたというよりもこの馬が少し内にヨレテしまって、そのスペースをアサヒにうまく使われた印象ですね
前走パドック
とにかく見栄えのする馬体。歩き方に雄大さがあって、踏み込みの伸びやかさ
頭-首-背中のラインを水平にして歩いているのが印象的。ただ新馬戦と比べるとやや気合が足らないかなと
新馬戦
首の使い方、動かし方が上手な馬で、気合乗りが十分すぎるくらい気合を表に出しています。
後ろ足の踏み込み自体は、それほど深くないけれど、前脚の出方が伸びやか。
どちらかというとこの馬の場合は、新馬戦のときの様なパドックの方が走りそうな印象ですね。
なので、後肢の踏み込みよりも、前脚の伸び方・気合乗りが早ければ、好走可能ではないかなと思います
ソリタリオ
前走 こうやまき賞
レースに関しては終始外目を通って、少し気負いながら走っていて、かつ直線では寄られる場面がありながら
勝ち切る辺りは、玄人受けするレースぶりですね。
パドック映像では、首を鶴首近くまでして幼さと気負いが見られる中でも、後肢の踏み込みと力感があります。
新馬戦からのパドック映像を見返しましたが、徐々に気負いが目立つようになってきたのが気がかりではあるんですけど
逆にこれがこの馬の好走するときの特徴なのかも知れません。
シンザン記念では、首の使い方と気合の乗り方を注視して見るとわかりやすいかも知れません。
少し気負い気味で歩いてるようなら買い時かもですね
ウナギノボリ
前走のこうやまきしょうも1完歩半ほど出遅れて、最後方から。
3角から少し促しながら徐々に外目を進出。馬場のど真ん中の不利を受けない場所を選んで直線へ。
直線はいい脚を使うも、勝ち馬と差のない(0.1差)2着。
小頭数とうまく外に出せたのも好走要因の一つ。
10頭立て以上は新馬戦しか経験がなく、今回の15頭立ての真ん中付近の
枠に入ったのは、若干不安。
パドック
ここまで、馬体重の増減が少ないタイプで馬体の締りや踏み込みは
大人びている印象。
2戦目のサウジアラビアRCと3戦目のデイリー杯は、やや気合乗りや
馬体の締りに、緩さが見えていたが前走では腰と腹回りの筋肉が大分ついて
踏み込みに伸びと力強さが見えていた。
過去のパドック映像が、見返せる方は見比べていただくとわかると思う。
理想は、前走の気配が今の段階での理想形か
ショウナンアメリア
前走
抜群のスタートを決め、馬なりのまま好位の外目をキープ
4角出口付近から促して、直線は馬場の真ん中を力強く伸びて1.5馬身差の
快勝。最後の直線で見せた勝負根性は素晴らしかった。
前走パドック
終始幼さを見せる周回も馬体の張りは良い
特に腰回り、おしりの辺りはパンっと張っていて最後の切れに繋がっているのだろう。馬体の張りや毛艶はいつも見栄えがする馬で、腰やおしり周りの
筋肉の付き方やハリがあれば、問題なさそう。踏み込みに関しては、硬さがなければ問題なさそう。
ピーアストニッシド
前走は、スタートを決めて終始馬場の悪い最内を逃げる。3~4角で馬場の悪いところに足をとられ、内外に少しバランスを崩すも、直線に向いても
脚色が極端に鈍ることもなく、粘って勝ち馬から0.1差2着
スローペースでも、残り800位からレースが動き出す中での2着は価値がありそう。
前走パドック
後肢の伸びがとにかく伸びやかも、少しチャカつく場面もある。
歩様に関しては、とにかく伸びやかさがあれば問題ないと思う。
首をダラーっと下げて見えるのはこの馬の特徴で、少しお腹周りに余裕が
見られるのも馬体の造りなので問題ない。
ただ一戦ごとに気合乗りが早くなってきているので、入れ込みか気合かの判断は必要か
以上シンザン記念の有力馬(1-5番人気想定程度)の前走とパドック診断でした。
ご覧いただきありがとうございました。
近いうちにまた、平場のレースなどもやっていきたいと思います。