寫残録_149 58mmの画角に戸惑う
久しぶりに58mmを使って戸惑ったという、ひとり言
NIKON AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
2013年に発売されたFmountの単焦点レンズ。
まだ現行のレンズで新品も購入ができる。
NikonのHPでは、下記のように紹介がされている。
【高い点像再現性と自然なボケを両立する大口径標準単焦点レンズ
高い点像再現性と美しいボケ味で空間を独創的に描写する、大口径標準単焦点レンズです。夜景撮影では、開放絞りで画像周辺部の点光源までも「点」に描写し、人物や静物の撮影では、被写体の佇まいを魅力的に描きます。相反する特性が写真表現の楽しさを拡げます。】
写真家がNIKKORレンズを紹介する「私のNIKKOR」でも、文と動画で紹介がされている。
で、本題だが
この間、Zレンズの40mm f2を使うことが多く、次に35mmか50mmだ。
フィルムカメラでも、50mmか45mm。
久しぶりに58mmを使ったのだが、被写体を見つけて「撮ろう」と、ファインダーをのぞくと、“一歩前の状態”
また歩き、ファインダーをのぞくと、また一歩ほど前。
そう、被写体を見る目がなかなか58mmを思い出せずにいた。
最近85mmや105mmなども使ったが、50mmから大きく違うからか、意外と体は覚えている。
58mmに戸惑う自分が、ある意味“新鮮”だった。
やっぱりいいレンズ
いろんな方がNIKON AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gについては語っているが、
その描写とボケに私も虜にされ、一時期はこのレンズばかり使っていた。
ノクトニッコールの設計思想を継承したといわれるだけあって、魅力あるレンズであるのは間違いない。
85mm f1.4より標準域の画角で使え、開放時のボケが好みだ。
機材もフィルムカメラは残しつつ、デジタルはFmountからZmountに移行しつつあるが、このレンズだけは、手放せない。
Zレンズのキレのある解像力も魅力ではあるが、この58mmも絞ればZほどではないが解像してくれる。とはいっても柔らかい描写。
しかし、絞らずに、このレンズは開放で使いたい。
Dfの心地よいシャッター音と感触
NIKON AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gのやわらかい描写とボケ
いいコンビである
少しDfと58mmのコンビの写真を
※すべて開放で撮影
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。