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寫残録_169 久々の自家現像の失敗

久しぶりに自家現像をして失敗したという、ひとり言


忙しかった夏と写真

今年の夏は、担当も増えたことで、夏休みをすべて消化できずに終わった。
振り返れば、4月から担当の変更で、今年は写真を撮る機会が少ない。
当然のように、フィルムでの撮影の機会が少なく、現像も久しぶりとなった。


失敗の前兆か

最低4本たまったら現像をしている。
現像するために、フィルムをリールに巻き、現像タンクにフィルムを詰める。
その作業をダークバッグで行うのだが、そのまえにパトローネに巻き込まれているフィルムの先端を引き出しておく。

4本のフィルムをフィルムピッカーで引き出す際、3本までスムーズに終えた。
最後の1本が、ナゼか出てこない。何度やっても。
「カメラにフィルムを入れたとき、先端が曲がったのか」と、あきらめて次の手段を講じることにし、フィルムの栓抜き(正確な名称を知らない)を使うことにした。
…このとき、いつもと違う違和感を…そう失敗の前兆かと。

久しぶり栓抜き使ったが上手くできたw

そんなことを思いつつ、ダークバッグのなかで、十数年ぶりに栓抜きを使った。
そこは失敗せず、4本のフィルムを無事にタンクに収めた。


さて薬品づくりと現像

カラーの自家現像については、以前記している(下記)が、現在は売っていないKodakの薬品を使うことにした。
少し時間が経っているので、「少し色が…」と思いつつも薬品を調合した。

薬品の色を気にかけ、現像時間をいつもより30秒ほど長くした以外は、変わらず現像。
現像したフィルムを吊るして乾燥となる。
今回の4本のなかで、LC-A(+)でシャッターの調子が悪そうなモノがあったが、半分しか取れておらず、「やっぱり」と。
LC-A(+)でロシアレンズなので、貴重なのだが…

薬品を発泡スチロールで一定の温度に


スキャンで…

いつものように、フィルムスキャナでデータに。
しかし、ゴミの除去は敢えて行わなかった。

やはり薬品を調合したときの違和感が現像に現れていた。
すごく荒く、きたない。
久しぶりの自家現像で久しぶりに失敗。
失敗ではあるが、この荒さも“アジ“として楽しむか。




少しだけ今回自家現像した写真を

サムネ画像
Camera : LC-A(+)ロシアレンズ
Film : Kodak GOLD200
Camera : OLYMPUS PEN EE-3
Film : lomography Color NEGATIVE100
Camera : OLYMPUS PEN EE-3
Film : lomography Color NEGATIVE100
Camera : Nikon F3HP
Lens : Carl Zeiss Planar 50mm f1.4ZF
Film : Kodak GOLD200
Camera : Nikon F3HP
Lens : Carl Zeiss Planar 50mm f1.4ZF
Film : Kodak GOLD200
Camera : Nikon F3HP
Lens : Carl Zeiss Planar 50mm f1.4ZF
Film : Kodak GOLD200
Camera : Nikon newFM2
Lens : NIKON NIKKOR Ai-S 50mm f1.8 
Film : FUJIFILM  C200
Camera : Nikon newFM2
Lens : NIKON NIKKOR Ai-S 50mm f1.8
Film : FUJIFILM  C200



最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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