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寫残録_184 あってみたい写真家
いつも写真集をみていて、あってみたいとおもう写真家について、ひとり言
写真に出会う
写真を撮ることはもちろん好きだが、人の写真ほど刺激を受けることが楽しいことはないと感じている。
自分にはないモノをいつもみせてくれる。
そんな場として、東京都写真美術館をはじめ、あちこちの写真展もある。
写真をもっと知ることだけでなく、同じ時間、同じ場所を撮る写真講座は、参加者の写真にいつも感心する。
自分にはない視点や切り抜き方、被写体に対するアプローチなど、その刺激がいい。
ほぼ毎日
家で過ごす時間で、写真関連の本や雑誌を読む。
しかし、その時間より、写真集を読む(見る)時間の方がはるかにながい。
写真集や写真展の図録など、数えていないが●●●冊はあると思う。
同じ写真集であっても、何度もみているうちに、自分なりの気づきもある。
また、自分の生活圏=写真を撮る場所と、同じ場所を撮る写真家・写真集は、昔であっても見入ってしまう。
写真集を読む毎日が楽しい。
あってみたい写真家
“5人だけあってみたい日本の写真家をあげて“と、言われたら…
ただあってみたいではなく、その写真家が、“どうやって撮っているのか“、“どのような考えを持って撮っているのか“を、あって体現してみたい、みてみたい。
森山大道氏
誰もが知る写真家、森山大道氏。
写真集も多数持っている好きな写真家。
写真を撮っている姿は、YouTubeをはじめとして見ることができるが、その場で実際にみてみたいと、写真をはじめたころから思っていた。
新宿には行く機会が多いなか、いつかあえないかと期待するが…
鈴木信彦氏
渋谷で撮り続けている鈴木信彦氏の写真をみたとき、すぐに引き込まれた。
写真集「TOKYO HEAT WAVE」は、どの写真も見入ってしまう。
渋谷に集う人を実に魅力的に撮られ、みせてくれる。
その写真をどのように撮っているのか。
あってみたい。
できれば同じ様に撮ってみたい。
中藤毅彦氏
ギャラリーニエプス主催でもある中藤毅彦氏。
そのスナップ、モノクロ写真に惹かれる。
人物写真が好きで、惹かれる写真だ。
渋谷も撮り続けているので、あえないかと期待もしている。
山内道雄氏
森山大道氏に師事した写真家であり、その撮影スタイルもよく知られている写真家。
人物を独特な撮りかた、その視点に刺激を受ける。
自分にはとてもできない撮りかたをみてみたい。
鈴木達朗氏
某メーカーの新作カメラ時に話題となった写真家ではあるが、その前から写真に魅せられていた。
撮影スタイルには賛否あると思う(今回そこにはふれません)が、写真に力を感じる。
その撮影時の考え方などを含めて、その場で感じてみたい。
自分にない人物表現
あげた5人の写真家は、どこか共通している点もあるようで、皆違う。
そんな写真家から学びたい。
些細なことでも、一つだけでも。
自分も街で人をよく撮るが、魅せる写真にはほど遠い。
写真家のいろんな写真、撮影スタイルが刺激と参考になることは間違いない。
街を撮るなかで、あってその場に居合わせたいと、いつも思っている。
追記:トップの画像にある様に、もちろん荒木経惟氏にもあってみたい。
また、他にも好きな写真家は多数いる。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。