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Photo by
futen_seisuke
ただの映画感想文【インターステラー】
★★★★☆
ネタバレ注意!
滅びる運命の地球から人類を救う親子の物語。今さらながら見たわけだが、★5つ付けたいくらい◎。ストーリーの壮大さや展開のうまさ、緻密な世界観など引き込まれる要素満載。大波に飲まれるシーン、モールス信号(?バイナリー?)を異次元の世界から送るシーンが印象に残った。だが、父・クーパーの娘・マーフィーへの愛を感じる終盤は落涙寸前で心を激しく揺らされた。親は子どものためなら命も人生も捧げるよねって、共感。嘘や裏切りまみれの世界で、愛だけは正義なわけだが、愛のための嘘や裏切りがあるのも事実。そんな矛盾と葛藤が描かれていた。★4つなのは、話の進め方がうますぎるのとエンタメすぎたこと、少々ご都合主義にも感じてしまったからだが、これは重箱の隅をつつく行為であり、いちゃもんレベルである。すなわち悔しかったわけでの★4つ。ラストの新世界には希望を感じたけどね~。そして違う惑星に一人取り残されたアメリヤの下へと向かうクーパーに惚れた。