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ただの映画感想【はたらく細胞】

★★★★☆

コメディ映画だと思って観に行ったら、ヒューマンドキュメンタリー作品だった!正義も悪もみんな人間でみんな必要なんだという矛盾を描いていた。戦争が起こるのは人間だからだね。でも終わらせなきゃいけないよねと飛躍して考えすぎてしまった。キャスティングが豪華で、でもかすむ人はいなくて、きちんとキャラ立ちしていたところも素晴らしかった。そして芦田愛菜ちゃんと阿部サダヲ演じる親子愛が泣けた。娘と観に行ったので隣に居る彼女に万が一のことが起きたら悲しいなあとか堪えられないなあとか阿部サダヲ演じるダメ親父に共感しまくってしまい、涙が流れるのを堪えた。前半はコメディで和ませるシーンが多かったけれど、後半はエグいほどにシリアスで観ていて辛かった場面もありましたネ。でも、一方で体のなかで細胞たちが戦ってくれているんだなあって感謝の念が湧いた。複雑な体の仕組みをわかりやすく映像化してくれた良きエンタメ作品でしたね~。

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