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孤独の都市にハマった泥沼。

東京に来た。
ZAZEN BOYS日本武道館公演。
物販に並んでいるが、かなり待つので、noteする。

新幹線を出ると、喧騒がわたしを襲った。
大量の人間に埋没するわたし。
そうだった、こうだった、この冷凍都市。
コロナ禍前以来のトーキョー。
埋もれてたまるかと闊歩したが、大海原では無駄な抵抗。
ヘッドホンの音量を上げる。
そして、わたしは孤独に埋もれる。

新宿、バーガーキングでハンバーガー。
ニューエラショップでちょっとした購買。
その後、表参道まで移動しチャムス・ショップに行く。
しかし、ナニモノにも出会えず。
わたしも無駄な存在。
いてもいなくてもトーキョーでは誰も気がつかない。

東京。
最前線の都市か。
情報過多。
しかし、皆がスマートフォン見てて笑えた。
わたしも同じ行動、同じ手癖を倣う。
目的地までは遠い気がした。
緊張してきた。
コロナ禍の東京を知らないで良かった。

トーキョー。
十何年か住んだ街。
ここが世界で一番の都市だと自負していた。
ナニサマだ。
わたしは殺されかけた、大沼という男に。
大沼のせいでトーキョーを離れることになった。
人は殺めない。
しかし憎しみは止まらない。

書くことがない。
都市の夢に殺されたのか。
上京してからのたった数時間で。
わたしはどっかの地方都市で絶叫したい。
都市では発狂できない。
今の住まいだからこそ、叫べるのだと知った。
自分自身を知りたい。
都市では他人がそれを邪魔する。
適度な距離感。

溢れる焦燥感。
前者は必要。
後者は不必要。
わたしはわたしだと知ったのは孤独な都市で皮肉だった。
だから書いて報復を。
都市に立ち向かうほど、わたしはバカだ。

地方都市で浮きまくる。
冷凍都市で埋もれる。
だからなんだ、This is わたし。
わたしもメガネ。
その目で人とは違う景色を見なければ、芸術家としては戦えない。
書きたいように書け。
それだけでお前だ。
そこがどこだろうが、お前はお前だ。

ZAZEN BOYS、最高でした。
今日の日の邂逅は高速移動しながら書くさ。
ひとまずブルーズを聴かせてくれよ。
レモンサワーじゃカッコつかないけどな。

東京はわたしの敵ではない。

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