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制作環境のトラブル!
普段イラストはiPad Proを使い、アイビスペイントXというアプリを使って描いています。
定番のCLIP STUDIO PAINTは使い方がよくわからないので使っていません。
昨年末からiPad Proにトラブルが発生していて、全く使えないわけではないのですが状態を悪化させないために利用を控えており、年明けから作業が滞っています。
代替環境を検討中
以前ご紹介した、あまり使っていなかった機材から代替になる環境を探っています。
ドスパラのお絵描きタブレットは使い勝手としてはiPadに近く、Windows版のアイビスペイントを使うことでどうにか代替環境として使えそうです。
iPadが直ってもこのタブレットを使って何枚か描いてみたいと思います。
ただ難点がいくつか。
まずはパームリジェクションがいまいちちゃんと機能しないこと。
どうやら専用ペンによるタッチと指を明確に区別できていないようで、時々意図しない線が入っていたりします。
また微妙な線を引くにあたりなんとなくですが、iPadと比較すると直線的になりがちな印象もあります。
あとはキャンバスの拡大縮小や回転をすると動作がスムーズではなく、非常にカクカクするのと、たまに操作を受け付けなくなってしまうこと。
一度編集を終えて開き直せばもとに戻りますが、なんとなく面倒です。
これはたぶん処理能力が原因なんでしょう。
お絵描きタブレットのCPUはCeron N4100なので、正直かなり心細い性能です。
アイビスペイントはGPUによる処理も行っているそうなので、全般的に処理能力が足りていないことに起因するものと推定できます。
とはいえ、「使えない!」ではなく「使えるんだけど細々不満が……」レベルであるのはある意味幸いでした。
やはりPC+液タブなのか
そして、VEIKKの液タブの動作テストも行いました。
Celeron N5105を搭載したミニPCがHDMIポートを2つ持っていたため、テスト環境としてはうってつけでした。
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液タブの場合、フィンガージェスチャーによるキャンバスの拡大縮小や回転といった動作ができませんが、これは液タブ左側のショートカットボタンにキーボードショートカットを割り当てて対応することになります。
いつものクセですぐに指でスクロールしようとしてしまうのですが。
なるほどこういう操作環境だと左手デバイスがあると利便性が上がるのもわかりますね。
Celeron N5105はお絵描きタブレット同じCeleron Nシリーズでもかなり処理能力と統合グラフィックの性能が上がっているため、拡大縮小や回転で動きがカクつくことはありませんでした。
もちろん性能に余裕があるに越したことはないでしょうが。
このミニPCと液タブを代替環境にするのもありかもしれません。
なんなら最近は眠ってるゲーミングスペックのPCを復活させてお絵描き用の環境に作り直してもいいのかも、と思うところもあります。
ただ……PCを制作環境にしてしまうと居間でこたつに入りながらとか、布団の中で……とか、そういう気軽な利用に少し制限がつくかなと思うところも。
やっぱりiPadがいいかも……
代替環境、サブ環境として複数の制作方法を持っておくのは、今回のような場合に有効だと思います。
そのため今後環境整備については真剣に考えていくつもりです。
ただ、それはそれとしてやはりiPadの使い勝手の良さは揺るがないし、思っていた以上にiPadでの制作に最適化してしまっていたのだなと感じました。
iPadについては現在修理の段取りをしているところなんですが、最悪修理できなかった場合は買い替えを考えないといけません。
フルラミネーションディスプレイは必須なので、最低でもiPad Air、欲を言えばiPad Proが欲しいところです。
お絵描き以外にもiPadは使ってるのでiPad Proのほうが何かと使い道はあるんですが、いかんせん高い!
しかしiPadを買い替えることになると、必然的にApple Pencilも買い替えなんですよね。
今のiPadが直ってくんないかなぁ……