
2連敗。得意でないポジションでどう自分の特徴を出すか。
リーグ戦20節。
ホームで0-1敗戦。
これでリーグ2連敗。
2連勝の後の連敗でチームとしても嫌な流れだ。
この試合が行われた週のトレーニングで紅白戦があったが、
監督はその時、『この紅白戦でメンバーを決める』と言った。
今まで何度かそういうことがあり、以前は自分はベンチ組の方だったがそこで2点決めスタメンを勝ち取った。
今回はメンバー的にそこまで偏ってはなく、本当にサバイバルといった感じだった。
そして今回も自分のチームが勝った。
試合当日その紅白戦で勝ったチームのメンバーがそのままスタメンだった。(これは少し驚いた)
何人の選手がそれに気づいているかは分からないが、今後もスタメンがこうやって決まるのであれば練習が引き締まって良いのかもしれない。
試合の振り返りをすると、
自分は得意なトップ下ではなく右WGでスタメン出場。
監督からは中に入ってプレーしていいと言われているが、
自分が中に入ることでメリットデメリットがある。
例えば、中央で距離感が縮まり、テンポよくパスを回せたり数的優位を作れるのは強みだが、
幅がなくなるから展開したい時に誰もいない。
サイドバックが高い位置取れば問題なかったりもするが、
その分カウンターを受けるリスクも高くなる。
また、この試合で8番のポジション(攻撃的なボランチ)をやった選手は
トップチーム登録(プロ)の選手で、自分が中に入って数的優位を作らなくても彼自身で質的優位を取れていた。
そんなこともありこの試合はほとんどサイドに張ってのプレー。
ただ、昨シーズンほとんどの出場試合をサイドでプレーしたからわかるけど、
張ってプレーして自分の特徴を発揮するのはすごく難しい。
自分は足が速い選手ではないから、シンプルなよーいどん勝負には向かない。
どちらかというと足元で受けてサイドバックの上がりを待って使うもしくはそれを利用してカットインからのクロスorシュートがサイドをやる時のパターンだが、
右サイドとなるとカットインした時は左足でのプレーになる。
左右遜色なく蹴れるのも自分の特徴の一つだが、
やはり利き足の方が精度は高い。
また、チームの中盤の選手は左利きが多く、
彼らがオープンにボールを持った時に左サイドであれば相手SBとCBの間をL字で背後にランニングすることができる。
この背後の取り方は相手もマークつきづらいし、足の速さがそこまで関係ないため自分でも使える。
そういう面でこのチームでサイドをやるなら左の方が良いと思う。
これは監督にも言ってみてもいいかもしれない。
スペインで3シーズン目を迎えて学んできたこととして、監督に意見を言う時に気をつけることは
まずは監督の考えを理解しているということを伝えたうえで自分の考えを話すこと。
ただ自分の意見を言うだけでは干されてしまう可能性もある。
あとは自分のチームでの立ち位置も考えたうえでコミュニケーションをとる。
今シーズンであれば今のところ中心選手としてプレーできているから
そういった面では自分の意見を言いやすい状況ではある。
自分の特徴を最大限に発揮することが1番チームのためになると思うから
そこは監督に自分の考えを伝えてみようと思う。
最後に、この試合スタメンでプレーしたトップチーム登録の選手だが、
まだトップチームで出場はなく、
試合感とかは鈍ってそうだった。
やはりどんな選手でも試合感は大切なんだと感じた。
あと、彼の描くプレーに周りがついていけないシーンが何度かあった。
でもそこは彼が周りに合わせるのではなく、周りが彼のプレーを吸収しチームとしてレベルアップしていけたらいいと思った。
ここ2試合勝てていないが、個人としてはワクワクする環境になってきた。
残り試合で個人としてチームとしていけるとこまで突っ走ろう。
シーズン目標
プレータイム2000分以上
ゴール/アシスト 10
20節終了時点
プレータイム 1333分
ゴール/アシスト 3/1