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IT屋です。フルスタックな営業を目指しています。

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アクティブラーニングのために

 30歳頃から中小企業診断士資格取得の勉強を開始。学ぶほどに欲しい知識の範囲が広くなっていき、資格取得後は終わると思っていた勉強が、むしろどんどん時間が足りなくなっていく有様です。人生100年時代と申しますが、あと60年ちょっとしかありません。  学習効率を上げるには「教える」「発表する」など、アウトプットを多くするのが良いことに気づきました。また、「知っている」ことと「できる」ことは大きく違います。使えないものはただの記号であり、咀嚼して構造化された情報に、使うことができ

    • 【書評】ネットワークはなぜつながるのか 第2版

      戸根 勤 日経BP 2007/04/12  結論から申し上げると良書です。育成の一環でネットワーク周りの推奨図書が他にないか問い合わせを受けたため、追加で選んだうちの一冊です。第2版ではありますが、初版は2007年、電子版のデータ作成も2017年。読むとわかりますがまだADSLが標準的に扱われており、明らかに時代が異なっています。しかし、ネットワークの基礎技術は実質30年も40年も変わっておらず、光ファイバーが主流で1Gbps、10Gbpsの通信回線が提供されている現在でも

      • 【書評】DNSがよくわかる教科書

        株式会社日本レジストリサービス SBクリエイティブ 2018/11/21  ネットワークシリーズですね。評価が高かったので購入しましたが、結論からすると私の欲しい部分ではありませんでした。目次見ればわかりそうなもんでしたが、、、過去の自分は何で買ったんだろう。  著者は日本レジストリサービスですね。レジストリサービスの提供主体が書いている本ですので、当然ながら信頼性の高い内容になるかと思います。ネットで上っ面調べるのに比べ、やはり本を読むと体系的でよく編集されているので品

        • 【書評】ストーリーで学ぶ ネットワークの基本

          左門 至峰 インプレス 2021/05/11  ネットワークえーっと、何冊目でしょう。これもWAN設計の勉強会を実施したうえで、理解促進につながる推奨図書が無いかと問われ、わざわざ追加で読んでいるものです。とはいえ実務に関わっていないが故、どうもネットワークはとっつきづらく腹落ちがしにくい苦学の分野なのも事実。何往復してもOSI参照モデル周辺は定着しません。  上記を踏まえたうえ、ネンチ(ネットワーク音痴)の私が理解が進んだと感じられるので、きっと初学者向けにも良い本なの

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        アクティブラーニングのために

          【書評】CISOハンドブック――業務執行のための情報セキュリティ実践ガイド

          高橋 正和 技術評論社 2021/01/18  セキュリティ関連ですが、技術面やプロダクトではなく、CISOという経営の立場でどう対峙するかという本です。これは良かった。久々に読み返そうと思っています。  著者はセキュリティ畑を歩んでCIO、CTOなどを経由、MicrosoftからPreferred NetworksでCISOを務めている方です。ある程度セキュリティに関する基礎知識を習得してから読んでいただくことをお勧めします。第1章はセキュリティの目的。CISOの役割と

          【書評】CISOハンドブック――業務執行のための情報セキュリティ実践ガイド

          【書評】ゼロトラストセキュリティ実践ガイド

          津郷 晶也 インプレス 2024/01/23  さて、ITインフラ・セキュリティカテゴリに舞い戻り、再度ゼロトラです。著者は日鉄ソリューションズ、リクルートを経て現在のグローサイト代表。ITに関する教育事業を営んでいらっしゃる方です。実践ガイドというタイトル通り、各カテゴリでハンズオンを用意しており、概念理解だけでなく実際に触ってみたいという方には良いのではないでしょうか。レビューを見ると、ハンズオンにページ割きすぎという指摘も結構ありますが、個人的には割と好感です。正直私

          【書評】ゼロトラストセキュリティ実践ガイド

          【書評】イラスト図解式 この一冊で全部わかるセキュリティの基本

          みやもと くにお、大久保 隆夫 SBクリエイティブ 2017/08/29  同シリーズネットワーク、クラウドに続きセキュリティです。自身の習熟度が違うから感じるのか、なんか圧倒的に初心者向けのように感じました。セキュリティの3要素など基本的な考え方に始まり、ポリシーや認証認可・暗号化など防御手法の紹介。DoSやらXSSなど攻撃者の手法の紹介。FWなどネットワークセキュリティ。少しイマドキっぽいのは、SIEMとかゼロトラ関連が少し入っているくらいでしょうか。最近だとCSIRT

          【書評】イラスト図解式 この一冊で全部わかるセキュリティの基本

          【書評】数値化の魔力 “最強企業”で学んだ「仕事ができる人」になる自己成長メソッド

          岩田 圭弘 SBクリエイティブ 2023/12/24  最近クラウド、セキュリティ絡みばかりだったのでちょっと味変。事後的に知ったのですが、著者はアスエネという炭素消費量可視化とコンサルをやっている、GXソリューションのスタートアップの共同創業者。一時期ここの製品を担いで、GXを社内で流行らせようとした時期があったのですが、色々あってつまらなくなって辞めてしまいました。キーエンス出身で、”最強企業”=キーエンスでの営業プロセス可視化メソッドを紹介するものです。  内容は何

          【書評】数値化の魔力 “最強企業”で学んだ「仕事ができる人」になる自己成長メソッド

          【書評】ゼロトラストネットワーク―境界防御の限界を超えるためのセキュアなシステム設計

          Evan Gilman、Doug Barth オライリージャパン 2019/10  課題図書。過去読了済みですが、今回の育成プロジェクトのために再購入。物理本を購入後一度売却してしまっていましたが、公式サイトからEPUB形式でEbook購入できることに気付きました。  改めて良書だと思います。「ゼロトラストとは何か?」という問いに対し、「すべてを信用しない前提のセキュリティ概念」以上の回答をしてくれる人が私の周辺にはいませんでした。初めて読んだときは知識・経験も薄いままに

          【書評】ゼロトラストネットワーク―境界防御の限界を超えるためのセキュアなシステム設計

          【書評】「仮想化」実装の基礎知識

          法橋和昌、前島鷹賢、中川栄一郎、花崎隆直、佐々木敦守、西口健太郎 リックテレコム 2015/05/26  課題図書。過去物理本で購入して自身が学習した本であり、古いものの初学者には得られるものが多く、課題図書として採用しようと最初から決めていた本でした。  2015年出版で改版もなく、今となっては古い内容です。が、物事を理解する、情報として得るだけでなく知識に昇華して見識として身に着けていくためには、歴史的背景や比較・推移・変化を知ることが必要です。今インフラITのセール

          【書評】「仮想化」実装の基礎知識

          【書評】イラスト図解式 この一冊で全部わかるクラウドの基本 第2版

          林 雅之 SBクリエイティブ 2019/04/19  目次を見て網羅性もあったため、課題図書として選定。自身も読了しました。概ね期待通りの内容と難易度・表現で、SBクリエイティブの本は我々の業務ドメインの入門書として使いやすそうだという好印象となりました。  さて、内容はクラウドとはから始まり、そのサービスの内容と利用方法、バックグラウンドでクラウドを支える技術要素、実務的に導入にあたっての課題設定や選定・構成のポイント、各事業者の簡単な紹介、業種別・目的別活用例で締め括

          【書評】イラスト図解式 この一冊で全部わかるクラウドの基本 第2版

          【書評】図解即戦力 仮想化&コンテナがこれ1冊でしっかりわかる教科書

          五十嵐 貴之、薄田 達哉 技術評論社 2020/11/20  課題図書候補で読了。とはいえ実は、目次を見た時点でスコープが異なることから課題図書として使うことはないだろうという予想でした。案の定、今回欲しかったサーバ仮想化、ネットワーク仮想化、ストレージ仮想化、デスクトップ仮想化あたりのインフラは感覚4割程度。残り6割はコンテナーに関する記載で、主に開発者向けに技術概論と各プラットフォーマーのコンテナ関連サービスの紹介をする内容でした。  私自身取り扱う範囲がインフラ寄り

          【書評】図解即戦力 仮想化&コンテナがこれ1冊でしっかりわかる教科書

          【書評】おうちで学べる仮想化のきほん

          高岡 将 翔泳社 2015/04/17  教育向け課題図書候補として購入。結論ちょっとうーん。。。クラウド理解にも歴史や背景となるハードウェア知識が必要なため、古いこと自体はそれほど気にせず読み出し。他の候補としていた書籍も2015年初版だったし。でも、なんというか、いまいち表現がしっくりこない。PaaSの捉え方とか市場でのメインプレイヤーとか、ちょっとコンシューマ向けになってるのかな。IaaS基盤利用の時点でエンタープライズが前提だと思うのですが、どうにも一つ一つの説明が

          【書評】おうちで学べる仮想化のきほん

          【書評】Google流 資料作成術

          コール・ヌッスバウマー・ナフリック 日本実業出版社 2017/02/20  教育の課題図書候補。デザインとテンプレート作成は私のバイブルである、パワーポイント スライドデザインのセオリーで確定。追加で表現面とSL作成の部分で良いものが無いか探していました。表現面は外資系コンサルのスライド作成術を第一候補にしていましたが、物理本しか持ってなかった、かつ先日部屋の整理のために売り払ってしまいました。迂闊。オライリージャパンのデータビジュアライゼーションの基礎も個人的にはよかった

          【書評】Google流 資料作成術

          【書評】イラスト図解式 この一冊で全部わかるネットワークの基本 第2版

          福永 勇二 SBクリエイティブ 2032/03/07  教育向け課題図書候補として読了。著者は情報が無く、バックボーンはわからず。SBグループのどこかの社員さんかな?と思ったら、表紙にインタラクティブリサーチという所属の方と記載が。調査会社か。  内容は初学者向けに良いのではないでしょうか。ネットワークの基礎知識に始まり、TCP/IP、L2/L3、仮想化、各種プロトコルと対応するサービス、セキュリティ、構築運用までが範囲です。ネスぺ受験してもらうとかテキスト読ませるのも考

          【書評】イラスト図解式 この一冊で全部わかるネットワークの基本 第2版

          【書評】パワーポイント スライドデザインのセオリー

          技術評論社 藤田 尚俊 2017/09/27  私のppt資料作成関連分野でバイブル的な本です。元々本で所有していたのですが、会社に持って行って同僚にお勧めしてフリーに読んでいい配置にしていたところ、いつの間にか紛失してしまっていました。今回教育の一環で資料作成についてもカリキュラムを設ける予定ですが、課題図書として選定し、再度買いなおして読了いたしました。  基本的には知っている内容なので、当然新しい発見はないです。が、タイトルの通りセオリーとその「なぞり方」から教えて

          【書評】パワーポイント スライドデザインのセオリー