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人を動かすコツ

どうも、エヌケンです。
「インスタ研究室」というインスタ特化のオンラインサロンをやってます。

今日は、3,000人規模のインスタサロンを運営する僕が「凡人」と「一流」では学び方のここが違うというお話しをしていきたいと思います。

両者の学び方にはどんな違いがあるのか、紐解きます。


1. 将棋とマネジメントの意外な共通点

以前、MBさんのラジオを聴いていたとき、マネジメントと将棋の共通点について話されていたことがありました。

その話を聞いて、改めて将棋とマネジメントが非常に似ている部分があると感じ、今回はそれについて深堀りしていきます。

そもそも「人を動かす」ためには、

相手にしっかりとした動機づけをすること

が重要です。

しかし、単に相手にやらせるだけのマネジメントや、トップダウンで進める組織は、短期的な成果はあっても長続きしません。

これは、将棋で言うと一人だけが動いている状態と同じです。組織全体で機能している状態とは言えないのです。


2. 組織がうまくいかない理由

トップが圧倒的に優秀で、正解を押し付けるような組織は一見うまくいきそうに見えます。

しかし、そのような組織では、部下が能動的に動かず、ただ指示待ちになってしまいがちです。

トップが飛車や龍のような強い駒であっても、他の駒(部下)が歩兵ばかりで動けないとなると、その組織は長期的に成果を出すことが難しいのです。

この状況は、将棋で例えると、トップの駒だけが暴れまわり、他の駒が「遊んでいる」状態と似ています。

将棋の世界では「遊んでいる駒」というのは、つまり活用されていない駒を意味します。

プロの将棋では、すべての駒が盤上で役割を果たしている一方で、アマチュアの将棋では駒が十分に使いこなされず、遊んでいる駒が多いという特徴があります。


3. 機能する組織の状態

組織がうまく機能している状態とは

すべての駒(人)がそれぞれの役割を果たし、自発的に動いている

状態です。

トップからの指示がなくても、メンバーが能動的に動き、目的達成のために自分の役割を全うできる状態こそが、理想的な組織の姿と言えます。

これは将棋における「駒が遊んでいない状態」に相当します。

プロの将棋では、たとえ端の桂馬や香車といった駒であっても、盤面全体の戦況を見ながら効果的に動かされます。

駒が全体で連携して動いているので、最終的な勝利に向かって一丸となって機能します。

駒が遊んでいないということは、組織全体が一つの目標に向かって動いている状態なのです。


4. 強者のトップと遊んでいる部下

一方、機能していない組織のトップは、まるで将棋の盤上で龍のような強い駒が一人で活躍し、周りの駒がほとんど動かない状態です。

トップは結果を求めて常に攻め続けますが、部下はそのプレッシャーに押され、自発的に動けない

これは、盤上で強い駒だけが動き、他の駒が動けず、力を発揮できない将棋の状況に似ています。

このような組織は一見効率的に見えますが、部下が能動的に動かないため、組織全体の力を最大限に発揮できないという弱点があります。

また、部下が単に指示を待つだけであるため、長期的なモチベーションが続かず、組織全体の成長が停滞してしまうのです。


5. ゴールの共有と駒の活用

良い組織を作るためには、まず「ゴールの共有」が不可欠です。

ドラッカーの経済学書でも述べられているように、組織全体のゴールとメンバー個々のメリットや目的が重なるポイントを見つけることが大切です。

例えば、将棋では自分の駒を最終的な勝利に向けて活用するために、駒ごとの役割を考えながら動かします。

同様に、組織でもメンバーの目標やスキルを把握し、そのゴールと個々の目的が交差する地点を探ることで、効率的な動きができるようになります。

これはまさに将棋で言う「相手の駒を挟む」ような戦略です。

将棋のプロは、駒の配置や動きを見極めて、全体のバランスを取りながら戦局を進めていきます。

組織でも、メンバーが自発的に動けるような仕組みや動機づけを行うことで、トップ一人が無理に引っ張るのではなく、全員が一丸となってゴールに向かうことができます。


6. 相手のゴールと自分のゴールを交差させる

これは部下だけでなく、SNSのフォロワーに対しても言えることです。

例えば、何か商品を訴求する際に、フォロワーが求めているものと、自分が提供するものがうまく重なり合わないと、どれだけ良い商品でも反応は鈍くなってしまいます。

フォロワーが求めている「未来」や「ゴール」と、自分が訴求する商品がマッチするような表現が必要なのです。

例えば、ダイエット関連の発信者が着圧スパッツを売ろうとする際、単に「履くだけでむくみが取れる」と伝えるのではなく、フォロワーが求める生活や理想の姿に訴えかける必要があります。

「このスパッツを履けば、いつでも簡単にむくみが解消され、忙しい生活の中でも理想のスタイルをキープできる」というように、商品の価値と相手のゴールが重なるポイントを伝えることで、購買意欲が高まります。


まとめ

要するに、人を動かすためには、

相手のゴールと自分のゴールを交差させる

ことが重要です。

これは部下のマネジメントだけでなく、フォロワーに商品を訴求する際にも同じことが言えます。

組織であれば、メンバーそれぞれの役割や目的に合わせて動かすことで、全体の効率を最大化し、ゴールに向かうことができます。

自分自身のゴールと、相手が得たいメリットや目標を意識し、それをうまく組み合わせることで、相手のモチベーションを引き出し、より効果的に動かすことが可能になるわけです。


終わりに

サロンでは、本記事のようなサロン生からの質問に音声で直接回答したり、図解や具体例を交えてわかりやすく、インスタのノウハウを惜しみなく配信しています。

フォロワーを増やす方法やマネタイズの極意を知りたい方、インスタで人生を変えたい方は入会お待ちしております。

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