モチベと目標とチーム運営
イキり散らかしの「実業団のガキ大将」こと中田です。
今回は最近思う「モチベと目標とチーム運営」の観点から、「内部崩壊しないチーム」の作り方について書いていこうと思います。
某チームが内部紛争してたり、学生主体のチーム(ウチもそうですが)が増えてきたので、自分が今日まで運営した三年間の中で思ったことを簡単に。その辺のリーダーさんとかの目に写ればいいな、と思って書いてます。
独学で地道に研究し続けているので、必ずしも正しいとは限りませんが、
参考になれば幸いです^ ^
1、何が目標なの?
最近、有難い事にさまざまなチームと関わる事が増えたんです。
高体連、実業団、市民団体、様々な形態のチームとお話しする機会が増え
頭に浮かぶのは「貴方たちの目標は何?」の言葉。
ここでいう「目標」はチーム全体の目標のことです。
行き先を決めなければ、船は大海の中を彷徨い続けるままです。
個人の目標はいくらでもあると思います。
「速くなりたい」「あのレースで勝ちたい」等々。
それとは別にチームの目標、持ってますか?
人間、目標がないものにいつまでも労力を割くことは出来ません。
最初期はなくても上手くいきますが、そこからモチベを継続的に維持するのは難しいでしょう。
なんでもいいです。目標を持ちましょう。
それが目標地点へ進むモチベと言う名の「燃料」を作り出します。
選手のモチベが下がっているなと思ったら、是非。
2、選手の目指すレベルは同じくらい?
選手の目指している場所はどのレベルですか?
各々の進む目標地点はどこにありますか?
先ほどは選手の進む強さ、即ちベクトルの長さの話をしました。
次はベクトルの方向、「選手同士で目標地点が乖離しすぎていないかどうか」です。
こんな事例がありました。
選手Aはサイクリングメインで時々市民レースに出て勝つ」事が目標、
一方選手Bは「実業団レースにバンバン出て、セミプロレベルまで競技を頑張る」事が目標。
ここでの問題点は言わずもがな「選手同士で目標地点が乖離しすぎている。」ことです。
もしここで、ある人に「圧倒的カリスマ性」があり、その場が纏まっているならそれはそれで良いでしょうが、皆がそんな力を持っているわけではありません。
AとBの間の話合いが纏まらずに時が経てば、必ずや「内戦状態」に陥ることでしょう。結束力、一体感がなくなるのはかなり痛い、そのまま「解散」という事態もあり得る訳です。
こうならない為にも、選手同士の目標のすり合わせはしっかり行いましょう。目標のすり合わせが不可能なまでに、各々がはっきりと乖離した目標を持っているのでしたら、チームを二つの部門に分けるのも手ですよ。
(「JBCF部門とサイクリング部門」みたいにね)
是非ご参考までに。
3、最後に
今回はモチベと目標とチーム運営の観点から、「内部崩壊しないチーム」の作り方を僕なりの解釈で書いてみました。
選手のモチベを作るのはチームの数少ない役割でもあると思っています。
選手を責めてプレッシャーを与えるのではなく、外部環境を変えるように行動すると良いと思います。
では、またいつか。
P.S.
今回が初稿で本当に何をどう書けば良いのか勉強しながら書きました。
醜い文章ですが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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