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創作マラソン:#オリジナル:note7

創作に関わる人は当然「オリジナリティ」というのを大事にするし、そうでないとパクリになってしまいますよね。noteではかなり大きなテーマの一つが「#オリジナル」だと思います。


★心身★

自分が属していた、そして関わるアスリートの世界(そもそも全員該当しますが)では「オリジナリティ」というのはそもそも個々が保有しています。

一人として同じ体質、心身ではないんですよね。だからトレーニングに必要なのはオリジナリティではなく、むしろ共通部分・基礎基本が先に必要なんですよね。その上で個別性。

それぞれの特徴に応じたメニュー、手段、取り組みが必要になっていきます。そこを勘違いして最初から独自解釈のトレーニングを積んでも上手くいかないことが多いです。

いや、ある程度は上手くいくことがあっても、途中で行き詰まりやすくなります。これって芸術の世界でも耳にしますけど、如何ですか??


★だから基礎基本を学ぶこと★

研究されてきたことをきちっと学び、情報を取捨選択し、取り組んでいくことが大事になります。これはある程度「書くこと」などにも当てはまるような気がします。

誰もが「書く」ことが出来るだけに、「オリジナリティ」はたやすく実践できる。だってそもそもあなたという人はこの世に一人。その人が書くのですから当然世界で唯一の作品に仕上がりますよね。

だからこそ、共通性を学び、読んでもらえるように工夫しないと読みにくい。独自性が際立ちかえって読んでもらえない。

名文を多く読もう!売れている文章を読もう!真似しよう!!

というのはその部分を指すんですよね。内容に「独自性」があれば良いわけで、文体や構成の面を最初から独自性を求めていくのは無人島に一人上陸して発信しているようなものになることでしょう。


★★★

我々指導者、コーチもそういった独自性を追求するのではなく、元から持っている個々の感覚と、選手の個性を調整しながら良きパフォーマンスが実現するように支援していくのが理想ですね。

最初から独自理論に基づく指導や自分の競技経験に基づいた指導法に危険性があるのはそのあたりだと思います。選手は最初から「オリジナル」であることを絶対忘れてはいけないと思うんですよね。

だから先ずは基礎基本をしっかり押さえること。目を引く「最新理論」「独自理論」は参照しても良いけど、あくまで「参考に過ぎない」ことを理解しつつ、柔軟に取り組んでいくこと。難しいバランス感覚も求められると思います。

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神屋伸行/加古川優考塾/走遊Lab代表
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